SMILECAFE

スマイルカフェ

初心者も楽しめるラグビーコラム

2020年4月22日

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『2020シーズン 勇退選手』

みなさん、こんにちは!サンゴリーナちゃんです(*^-^*)

先週4月16日に、2020シーズンをもって勇退することとなった選手(社員選手)が発表されました。2020シーズンは当初5月まで続く予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でジャパンラグビートップリーグ2020が途中で中止となり、イレギュラーな形でシーズン終了となりました。新型コロナウイルスの拡大が止まらず、トップリーグの中止、シーズン終了というのは仕方のないことだと思いますが、選手にとっては、特に今シーズンで勇退することとなった勇退選手にとっては、残念な形となってしまったと思います。

今回のわたしのスマイルカフェでは、勇退することとなった選手からファンの皆さんに向けたメッセージをお届けします。


まずは2012年にサンゴリアスに入り、サンゴリアスキャップは14、芦田一顕選手です。

「8年間、大変お世話になりました。トップリーグの出場機会は多くありませんでしたが、練習試合や府中まで足を運び声を掛けて頂き本当にありがとうございました。皆さんの叱咤激励のおかげで、8年間頑張ることができました。
今後はサンゴリアスのいちファンとして皆さんと一緒に応援していきたいと思いますので、会場で見かけたときはお声がけ頂けると嬉しいです。これからもサンゴリアスを宜しくお願い致します。
8年間、本当にありがとうございました。」

続いては、芦田選手と同じく2012年にサンゴリアスに入り、サンゴリアスキャップは23、竹下祥平選手です。

「この度、今シーズンのトップリーグ終了の通知を受け現役を引退する決断を致しました。サンゴリアスの一員として8年間、長きに渡りお世話になりました。
試合への出場機会は多くありませんでしたが、府中のグラウンドや試合会場まで足を運び声を掛けて下さりありがとうございました。
「今日も頑張れよ!」や「怪我しないようにね!」と言った温かい声援から「何で試合に出てないんだよ!」などの叱咤激励まですべての声援が僕の原動力となっていました。結果に繋がらないことが多いシーズンを乗り越えここまで選手として頑張って来られたのも、偏にファンの皆さんのお陰だと思っています!ありがとうございました!
今後は皆さんと同じ立場でサンゴリアスを一緒に応援していきたいと思います!これからもサンゴリアスへの多大なる熱いご声援をよろしくお願い致します!8年間本当にありがとうございました!!!」

続いては、2011年にサンゴリアスに入り、サンゴリアスキャップは14、竹本竜太郎選手です。

「スマイルカフェをご覧の皆様、いつも温かいご声援をありがとうございます。
私のトップリーグデビュー戦は、入部した2011年のリーグ戦中盤のNEC戦でした。既に出場メンバーが決まっていた状況から、急遽私が選ばれる形で出場が決まりました。今でも鮮明に覚えているのは、試合前日のノンメンバートレーニングを終えてリカバリーをした後の夕方頃、急遽メンバー入りを知らせる電話がありました。荷物をまとめて向かった宿泊先で、当時監督を務めていたエディさんとコーチの敬介さんから言われたことは、"準備はできている"・"責任は俺がとるから自信を持って思いっきりやってこい"ということでした。80分間フル出場し、チームも勝利した嬉しいデビュー戦となりました。
この2011年のデビュー戦から、サンゴリアスで選手として9年間活動する中で、思うようにいかないシーズンも、優勝をして最高の経験ができたシーズンもありました。
サンゴリアスのアイデンティティーは「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」で、脈々と受け継がれてきているサントリーの価値観「やってみなはれ」精神(挑戦し続ける精神)にも通じるものがあります。この精神に加え、プレイヤー全員が各々がやるべきことを明確に理解し、誰が出場メンバーとして選ばれても質の高いラグビーができることも、サンゴリアスをサンゴリアスたらしめる文化の一つだと思います。

9年間の中で一番思い出に残っている試合(2018-2019シーズンに行われたカップ戦のグループリーグ最終戦で、トーナメント進出をかけたNTTコム戦)は、前述のサンゴリアスの精神と文化を物語る、誰もがサンゴリアスのラグビーをやり切って勝ったと胸を張って言える試合でした。
これは、チーム全員が全力を注いで、日々勝利に向けて準備をしているからこそ実現できるチーム力の賜物です。サンゴリアスの一員としてこれまで活動できたことを誇りに思います。
これからはファンの皆様と一緒に、外からサンゴリアスを応援することになリます。これからも新しい歴史を築いていくサンゴリアスを、一緒に応援していきましょう。
会場で見かけた際はお気軽にお声掛ください。これからもサンゴリアスを宜しくお願いします。
9年間、ありがとうございました。」

最後に、2010年にサンゴリアスに入り、サンゴリアスキャップは16、大島佐利選手です。

「今シーズンをもって現役を引退をすることになりました。10年間本当にお世話になりました。
サンゴリアスで過ごした日々はとても幸せなものでした。いつも応援してくださったファンの皆様には、感謝しかありません。ありがとうございました。
残念な形でシーズンが途中で終了してしまいましたが、来シーズンこそは必ず優勝してくれると信じています。
これからは、自分自身を成長させてくれたサンゴリアスとラグビーに恩返しができるようにいろいろなことに対してアグレッシブに挑戦していきたいと思います。是非、グラウンドで見かけたら今までどおり声をかけてもらえると嬉しいです。
最後になりますが、皆さんもお体に気を付けて、引き続きサンゴリアスへの応援をよろしくお願い致します。」


勇退する選手の皆さん、次のステージでの活躍を期待しています!


チームに残る選手たちは、離れることとなった選手たちの思いを胸に、次のシーズンに向けて戦ってくれると思います。新型コロナウイルスによって先が見えない状況が続いていて、この先どのくらい時間がかかるかは分かりませんが、きっとまたラグビーのある生活に戻る日が来ると思います。そんな日が来る時まで、皆さんで一緒になってこの状況を乗り越えましょう!その時まで、どうか体調管理に気を付けてお過ごしくださいね。

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