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初心者も楽しめるラグビーコラム

2020年2月19日

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『トップリーグ第5節トヨタ自動車戦』

こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

1週間のお休みを挟んで再開されたトップリーグ。
久しぶりにラグビーの無い週末に、再開が待ち遠しかった方もいらっしゃったのではないでしょうか。
サンゴリアスの対戦相手はトヨタ自動車ヴェルブリッツ。
お互いに2勝2敗で迎えた、これ以上負けられない重要な試合でした。


選手たちを乗せたバスが試合会場に到着。必ずと言っていいほどカメラを見つけてくれる石原慎太郎選手。


カメラを見つけてくれる人その2(というか、こちらが気づくまでカメラ目線を送り続ける人、笑)。ウォーミングアップ待ちの竹本竜太郎選手。


いつものように花道を通る選手たち。サム・ケレビ選手は全員とハイタッチをしながら。


前半から相手を圧倒したサンゴリアス。先発フル出場は2シーズン前の日本選手権決勝戦以来となった江見翔太選手「疲れましたね(笑)。まぁ、でも楽しかったです。最後バテましたけど、80分プレー出来るようになって嬉しいですね。勝たなければいけないゲームでサントリーの立ち位置的にも大事な試合ではありましたけど、いつも通りの準備で迎えられた試合でした。(個人的には)まだまだですね。トライできる場面はいっぱいあったので、もっと上を目指してやっていきたいと思います。トヨタ戦含めて5週連続で試合があるので、ウィングも層が厚いですがチームコンペティションで勝って1試合でも多く出られるよう、チーム内で勝って試合にも勝って。で、トライ取って楽しんでやっていきたいと思います」


後半21分、2本目のトライを決める江見選手の背景にはたくさんのお客様が。19,584人もの方々に足を運んでいただきました!


同じくこの日2本のトライを決めた松島幸太朗選手は試合を振り返って「完璧です!(笑)。今日はフォワードがすごく良い仕事をしてくれたのでバックスもすごくやりやすかったし、バックスもしっかり仕留め切れるところは仕留め切れたので、チームとして成長できた試合だと思います。まだボーナスポイントを取りながらやらなければいけない状況なので、今まで負けた分を取り返すためにも、今日みたいな試合で勝ち進みたいと思います」


ちなみに美しいダイビングトライについて聞いてみると「あれは・・気持ちよく抜けられたので、ああしました(笑)」とのこと。飛ぶ前の松島選手、少し笑っています(笑)。


松島選手が話していたとおり、フィジカルが強いヴェルブリッツ相手に奮闘したフォワード陣。前半、相手の反則を誘った小澤直輝選手や


後半、相手のボールを奪うことに成功した森川由起乙選手。


今期のトップリーグは、各チームに先日のW杯でも活躍した代表選手が加入していて、ヴェルブリッツのウィリー・ルルー選手もその一人なのですが、そのルルー選手を跳ね飛ばしてトライを決めた梶村祐介選手。対戦相手にどんな選手がいるのか、調べてみてから観戦するのも楽しみが広がるのでオススメです。


試合後、スタッフと笑顔で握手するテビタ・リー選手。ちなみにこれまで6本のトライを決めていて、トライランキング3位につけています。


マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた小澤選手、実はこの試合がサンゴリアスでの公式戦50試合(カップ戦を除き、日本選手権を含む)でした!土で汚れたジャージと指が戦いのあとを思わせます。


そんな小澤選手を囲んで、同じポジションでしのぎを削るメンバーと。


ヤマ場のひとつであったヴェルブリッツ戦を快勝で終えたサンゴリアス。
試合後、共同キャプテンのマット・ギタウ選手「今日の試合はノンメンバーがいいサポートをしてくれて勝てた試合。試合よりも練習の方がキツかった」と話していました。
まだまだ続く連戦、チーム一丸となって勝ち抜いていってもらいましょう!

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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