2020年2月 5日
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『2日連続のスマイル』
こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。
先週末は土曜日のトップリーグ第4節NECグリーンロケッツ戦に続き、日曜日には東芝ブレイブルーパスとのトレーニングマッチが行われ、まさにチーム全員で戦い抜いた2日間でした。
まずは2月1日のトップリーグ。試合開始直前にロッカールーム前でストレッチをする北出卓也選手を隠し撮り(笑)。
マット・ギタウ選手を先頭に花道を通ってピッチへ。
久しぶりにトップリーグで80分プレーした小澤直輝選手は「純粋に嬉しかったのと楽しめました。チームとしてバタバタする場面もありましたけど、最終的にボーナスポイントも取れましたし、結果的に良かったと思います。こういうチャンスをしっかりモノにできるように頑張っていきたいと思います。サントリーとしてはもう毎試合勝つしかない状況が続きますので、しっかり勝ちを掴んでいきたいと思います」
この試合がサンゴリアスでの公式戦50試合(カップ戦を除き、日本選手権を含む)出場となった垣永真之介選手は「50キャップいけたことは誇りに思いますし、改めてクラブハウスに写真を飾られている百何十キャップの先輩方の偉大さを感じました。6年目なんですが『まだ50か』という感じです。むちゃくちゃ試合した気がするんですけどね(笑)。(昨日のNEC戦は)うまくいった試合ではなかったですけど、修正して次の5連戦に備えたいと思います。突き進むしかないですしまだ優勝する可能性もあるので、チーム一丸となって頑張っていきます。」
ちなみに上の写真にも少し写っているのですが、この日垣永選手が着ていたジャージの裾にはこんな刺繍が入っていました。(ご本人が撮った写真をお借りしました!)。垣永選手は「50試合応援ありがとうございました!これからも身が粉になるまで頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
この試合がトップリーグデビューとなったリチャード・ジャッド選手は「試合にも勝てたし、このジャージを着てプレー出来た事に感激しました。タフなゲームではあったけど、いい結果を出せてよかったです。(日本のラグビーは)とても良いと思います。とても速いけど(笑)。(サンゴリアスは)とても良いチームだし、自分だけではなく家族も温かく迎え入れてくれたことにとても感謝しています。(今週は試合がなく)今、母が日本に来ているので家族との時間も大切にして、また試合に向けてフォーカスしながら頑張っていきたいと思っています」
同じくトップリーグデビューとなったウィル・チャンバー選手は試合後、仲良しのギタウ選手と記念写真。
対戦相手のNECグリーンロケッツには、かつてサンゴリアスにも在籍したことのあるスティーブン・ドナルド選手が。試合後は石原慎太郎選手とのこんなシーンも。
翌2月2日のトレーニングマッチ。ゲームキャプテンを務めた竹本竜太郎選手を中心に試合前のハドル。
この日も花道を駆け抜けていく選手たち。
傍では、最近カメラに目覚めた長友泰憲広報兼普及が真剣に撮影していました。実はなかなかセンスあるんです(笑)
この試合、再三力強い突破を見せていた辻雄康選手は「自分の強みを出そうと思って、あまりにも自分でボールを持って行き過ぎて色んなオプションを忘れてしまったので(笑)、もうちょっと落ち着いて練習通りのプレー出来れば良かったと思いました。どうしても自分でキャリーしてチャンスを掴みたくて(笑)。そこがあまり良い結果をうまなかったかなと。次のトップリーグの試合には何としても出場するために、自分に出来る事を見つけて計画立てて行きたいと思います」
こちらもたくさん見せ場を作っていた大島佐利選手は「昨日きっちり勝ち点5をとった中で僕らとしても(今日の試合は)これからトップリーグに絡んでいくために良いチャレンジの場だと思うので、試合の入りでうまくいかない部分もありましたけど、みんな生き生きして良いプレーが出来たと思います。あとは細かいところを直していって、個人的にも調子は良いと思いますし、いつでもどんなことがあっても戦える身体を作っていきたいと思います。次も遠征で僕らにとっても難しい挑戦になりますけど、しっかり良い準備してこの勢いを来週に持っていって、良い形で東京に戻ってきたいと思います」
前半終了間際、ピンチを守りきったメンバー
ハーフタイムは、フォワードとバックスに分かれてミーティング
後半、江見翔太選手のトライで同点に!
江見選手に駆け寄る芦田一顕選手と竹本選手。その後のコンバージョンキックも決まり、逆転勝利をおさめました。
試合後、選手スタッフ全員と握手。唯一2日連続の出場となった祝原涼介選手も笑顔です。
1月12日に開幕したトップリーグも4試合を終え今週はお休みですが、来週から怒涛の5連戦が始まります。数日のオフを経て、リフレッシュしたサンゴリアスの巻き返しを期待しましょう!