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スマイルカフェ

初心者も楽しめるラグビーコラム

2019年12月24日

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『府中調布三鷹ラグビーフェスティバル2019』

こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

先日サンゴリーナちゃんがレポートしてくれたリコーブラックラムズとの試合に続き、12月21日(土)はNECグリーンロケッツとのトレーニングマッチが行われました。


この日の試合は「府中・調布・三鷹ラグビーフェスティバル2019」として行われ、会場内にはラグビー体験が出来るブースやキッチンカーの出店などもあり、あいにくの曇り空でしたが朝からたくさんの方々にお越しいただきました。


そんな中、ウォーミングアップを終えた試合メンバーがピッチへ。この日はノンメンバーだったトム・サベッジ選手、竹下祥平選手、中村亮土選手らと握手を交わします。


ゲームキャプテンのマット・ギタウ選手を中心にハドルを組みます。


子たちが作ってくれた花道を抜けピッチへ。


リコー戦とは打って変わって寒風が吹く中での試合となりましたが、メインスタンドは立ち見の方も。約3000人もの方々が足を運んでくださいました!


試合開始から11分、先制トライを決めた中靍隆彰選手は「監督も変わって外国人選手もたくさん入ってきて、昨シーズンまでのチームとは雰囲気も違いますが、良いメンバーがたくさんいるので、試合するのが楽しみというか、このメンバーで試合をしたらどうなるんだろうと思っています。きつい練習もしていますし、練習の成果を出すのも楽しみです。個人的な調子も悪くないと思いますが、もっともっと自分の持ち味を出していかないと競争には勝てないと思います。良い意味でみんな普段は仲良く、練習では競い合ってやってこれています。日本代表が(W杯で)結果を出して日本を盛り上げてくれて、今シーズンは例年以上に注目されたシーズンになると思うので、その中でサンゴリアスがトップリーグを引っ張って行けるようみんなでハードワークして、優勝目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします!」


この試合がサンゴリアスの最初のゲームとなったサム・ケレビ選手は「このジャージを着られたことが光栄です。やっとサンゴリアスの一員になれたと思いました。選手もスタッフもファンの皆さんもすごく温かく迎えてくれましたが、このジャージを着ることにすごく緊張しました」


ケレビ選手は先日のワールドカップでオーストラリア代表の中心選手として活躍。そんな大きな舞台を経験した選手がトレーニングマッチで緊張したと聞いて驚きました。「サントリーはすごく歴史があってスタンダードも高いチームなので、その基準を自分も満たさなければいけないと思いますし、初めて小学校に行く日のような感覚でした。このチームが成功するよう助けていけたらいいと思います。ワールドカップでもサントリーに来てからも、日本の人たちがすごくサポートしてくれているのを感じます。試合だけではなくトレーニングまでたくさんの方が見に来てくれて、自分たちのモチベーションもすごく高くなるので、サントリーを代表することはもちろん、府中という街のチームであることにも誇りを持ってプレーすることもモチベーションになっています」


アタックはもちろん、ディフェンスも光ったこの日。身長2mのジョー・ラタ選手も大きな身体を折り曲げて低くタックルに入ります。


この写真を見た田村煕選手は「いいフォーム。これ見たら入ったってわかる」と。本人の言う通り、見事成功した難しい角度からのコンバージョンキックの写真です。


試合後「一緒に写真撮って!」ウィル・チャンバー選手。応援に駆けつけてくれたラガマルくんと!


最後はファンの方々とのグリーティングタイム。寒い中、たくさんの方が最後まで残ってくださっていました。


年内最後の試合を完封で終えたサンゴリアス。
年が明けたらもうすぐ開幕!そのため、クリスマスもお正月もトレーニングに励むサンゴリアスですが、最後にメリー・クリスマスのスマイルをお届けしたいと思います!


前列左から大島佐利選手、中村駿太選手、竹本竜太郎選手。後列左から西川征克選手、セミセ・タラカイ選手、加藤広人選手、森川由起乙選手より!みなさま素敵なクリスマスを!

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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