2019年7月31日
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『これまでの栄養の取り組みと試合後リカバリーの様子』
こんにちは、管理栄養士の金剛地舞妃です!
ある日の練習後、食事をするチームラウンジにいると、「金剛地さんも飲みます?」との声が。
加藤広人選手がスムージーを作っていて、お裾分けしてくれました♪
材料を目分量で入れているように見えるのに、味がとても美味しいことにびっくり。
加藤選手は体づくりのために毎日スムージーを作って飲んでいるので、スムージー作りも日々スキルアップしているのかもしれません。
続いてもう1人、スムージーを作りにきた選手が!
祝原涼介選手です。
アサイーやバナナなどを入れて、最後にきな粉をたっぷり!
こちらもお裾分けしてもらったのですが、私の飲んだ後の第一声は、「めっちゃきな粉!!」でした(笑)
祝原選手いわく、「アサイーときな粉の相性ってすごくいんですよ!」とのこと。
その言葉通りとても美味しいスムージーでした♪
さて、今週末いよいよトップリーグカップ2019の準決勝を迎えますが、サンゴリアスでは栄養面においても、1試合1試合勝つために春から様々なことを積み上げてきました。
例えば、日々の練習前・中・後、就寝前の栄養補給。
こちらのガイドラインは、練習スケジュールや選手の状態、チームの方向性など様々な現状を踏まえて組み立て全体に提示したものですが、選手ひとりひとりの体重や体づくりの目的、体質などはそれぞれ違う部分もあるので、必要な選手には個々に話をしたり、選手に様子を教えてもらったり、体重変動を追ったりしながらフォローを行っています。
ウエイトルームにはこのようなカーボステーションも設けて、選手各自が練習やトレーニングの合間にエネルギー補給ができるようになっています。
練習がある日は先ほどのガイドラインのような栄養補給や体に良い食事をすることが大切ですが、練習がない日はどうでしょうか?
(TFD=Training Free Day)
日々体は作り変わっていて、体づくりのチャンスも続くので、やはり良い食事の継続と体づくりが促進されるタイミングを逃さないようにすることが大切です。
それから、トップリーグカップが開幕してからこれまでの試合ではキックオフの時間が昼間、夕方、夜と様々なパターンがあったので、それぞれのキックオフ時間に合わせた栄養摂取の戦略を各選手がイメージできるように食事のスケジュールやメニューなどの情報を事前に伝えました。
キックオフまでにどのくらい食事をとっておくべきか、どのくらいの体重で試合に臨むのが良いのかなどを選手個々が考えていて、「食事のとり方を前回と変えてみようと思うので少し遅い時間に食事行きます。」など、こちらが心配しないように事前に連絡をくれる選手もいました。
試合後には、昨シーズン以上にノンメンバーがおにぎり作りなどリカバリーフードのお手伝いをしてくれています!
試合後のロッカーにはサンドイッチや稲荷寿司、チキンやフルーツなど食べ物がずらっと並ぶせいか、初めてこの光景を見る選手たちから「パーティーかよ!」と突っ込みが入りました(笑)。
いつもお手伝いしてくれるノンメンバーのおかげも大きく、みんな本当によく食べるようになりました。
そして、今シーズンからスタッフになった長友泰憲広報兼普及も今も選手たちと一緒に毎試合おにぎりを握ってくれています。
第5節のパナソニックワイルドナイツ戦では、日本代表の合宿から戻ってきた選手たちも一緒にお手伝いをしてくれて、これまで以上にこの試合後のリカバリータイムが盛り上がったように思います。
優勝に向けてますます栄養面でのリカバリーも重要になってきますので、引き続きしっかり食べられる環境を整えていきたいと思います。
それでは最後に、盛りつけチャンピオンの発表です!
こちらの盛りつけをした、
西川征克選手です!
ハンバーグ、かつお、卵の3つのたんぱく源を摂取して、たんぱく質の他にたくさんの種類のビタミンやミネラルも摂取。
目玉焼きの下にも野菜が隠れているのですが、赤・緑・オレンジと色の濃い野菜をカラフルに、そして食物繊維が豊富なごぼうを使ったきんぴらも合わせて盛りつけているところも素晴らしいポイントです!
さあ、1つ目のタイトル獲得まで、あと2つです!
そして、準決勝の相手は、決勝で5対55と大敗した神戸製鋼コベルコスティーラーズです!
選手たちがリベンジを果たせるよう、ファンの皆さんも選手たちの背中を押してください☆ミ
温かいご声援をよろしくお願いします!