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初心者も楽しめるラグビーコラム

2019年7月17日

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『負けられない戦い』

こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

6月に開幕したトップリーグカップ2019のプール戦も4試合を消化し、サンゴリアスは4連勝中。
カップ戦は上位1チームしか次のステージに進めないため、ひとつでも負けたら終わりの戦いが続いています。先週土曜日は、日野レッドドルフィンズとの試合が行われました。


ロッカー前の通路に貼られたトップリーグカップ2019でのチームスローガン。


試合メンバーが到着。いつも通りノンメンバー1人1人と声を掛け合います。


会場に到着したメンバーはまず、各自のやり方で体をほぐし始めます。


ロッカーを出て、通路を歩いてくる選手たち。


これまでの3試合で183点を奪い、この日も5トライを重ねたサンゴリアス。ディフェンス面でも集中力を見せ、相手をノートライに抑えました。


スクラムも度々相手を押し込む場面が。相手の反則を誘い喜ぶ選手たち。


そんな試合に、青木佑輔スクラムコーチもご満悦の表情でした!


この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは森川由起乙選手。自身初の受賞だったそうで、「慣れないっすね(笑)。チームプレーしか意識してないので...。その中で今日はフォワード8人で80分通して良いスクラムが組めたので良かったです。(スクラムが良くなった要因は)青さん(青木コーチ)とフロントローがリーダーになって、自分たちがやりたいスクラムを常に研究して、自分たちの横との感触を確かめながら...、あと今年はバックファイブの意識もすごく変わって8人で一体となって組めているから、すごい武器になって相手にもプレッシャーをかけられていると思います。今週はファイナルラグビーを掲げていて、何点差でもとにかく勝つイメージでやってきた中で、今日は一人一人が相手に1分でも隙を与えなかったので、サンゴリアスがしっかり80分コントロールしたゲームが出来たと思います。王者奪還に向けて勝つための準備をして、一戦一戦頑張っていきたいと思います。」


この日も豪快な突破を見せ、カップ戦ではこれまで5トライを決めているジョーダン・スマイラー選手「チームとしてはすごく良い試合だったと思います。一週間しっかり練習してやろうとしてきたことがしっかり表せた試合でした。自分たちにとってはすごく試された試合だったと思います。特にディフェンス面。今週を通して話し合ってきたことは、80分を通して相手を倒していかなければいけないということ。ゲームリーダーがしっかりそれをコントロールすることが出来たと思います。自分たちが相手の陣地に入ったときにしっかりポイントを重ねるとか、プレッシャーをかけることが出来たと思います。その後のキックオフから、また自分たちのラグビーをやろうとしたことも良い意識で出来ました。ボールが滑って難しい状況でしたが、自分たちの基本を忠実にやろうと話をしていました。各自が各自の仕事をする、それを意識して役割を明確にすること。それをすることが良いパフォーマンスに繋がったと思いますし、すごく嬉しいです。相手をノートライに抑えたこと、自分たちのディフェンスは良い結果に繋がったと思います。ここからさらにレベルアップしなければいけないのですが、(パナソニックは)ディフェンスが良いチームなので、自分たちの準備の部分は変わらないのでしっかりやりたい。自分たちの強みでどうやって相手を倒すかというプランを来週に煮詰めていきたいと思います。」


持ち前の激しいタックルで存在感を示した竹本竜太郎選手「チーム全員で同じ方向を向いてファイナルラグビーをやるといった中で、ノートライに抑えられた事は本当に良いことだと思います。(ディフェンス面については)僕のことをターゲットにしてきているのがすごくよく分かったので(笑)、相手に対しても仲間に対しても態度で示せていたら嬉しいと思います。(チームの雰囲気は)めちゃめちゃ良いです。カッキー(垣永真之介選手)のトークも良いですし(笑)。(次戦に向けては)春やってきた事を今日の試合と同様にしつこくやっていこうと思います。」

トップリーグカップ2019のプール戦も残すはあと1試合。
首位を走るサンゴリアスの次戦は、勝ち点1の差で2位につけるパナソニックワイルドナイツとの直接対決。この試合に勝った方が次のステージへ駒を進めることになります。

先週に引き続き今週も金曜日のナイターでの試合となります。
プレーオフは2試合とも大阪での開催になるため、しばらく東京でサンゴリアスの試合は見られなくなります。
お仕事帰り、学校帰りに是非秩父宮ラグビー場にお越しいただき直接後押ししていただければ、チームにとって本当に力になると思います。今週も熱いご声援をよろしくお願いいたします!

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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