2018年12月 5日
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『秋田の食事と選手たちのアイデア&マル秘ワザ』
こんにちは、管理栄養士の金剛地舞妃です!
11月11日に秋田で行われたジャパンラグビートップリーグカップ第1戦では、試合前日の夕食で秋田名物をたくさん出していただいたので、まずはその様子からご紹介します。
まずは、いぶりがっこ。
続いて、日本3大うどんのひとつと言われる、稲庭うどん。
こちらは、豚かやき。
私はこの「豚かやき」という料理を初めて聞いたので、ホテルの方にどんな料理なのか教えていただきました。「かやき」とは「貝焼き」がなまったものと言われていて、貝殻を使って魚や野菜などを煮込む料理なのだそうです。つまり現在でいう鍋料理ということで、この豚かやきには豚肉や野菜など具がたくさん入っていました!
そして、こちらを入れたあの名物料理。
きりたんぽ鍋!
以前クラブハウスでの夕食で提供した際も好評でしたが、今回もやはり好評できりたんぽ鍋コーナーの前には選手たちが集まりました。
このように、試合前日は秋田をたくさん味わい、体にエネルギーを補給して試合に臨みました。
それからクラブハウスでは、引き続き風邪予防やリカバリー促進を目的とした食事提供や栄養教育を行っています。
そのうちのひとつ、温野菜。寒くなって来て、さらに売れ行きが良くなりました。
温野菜提供のリクエストをくれた1人であり、温野菜大好きな田村煕選手は、いつもこのように小さい器にポン酢を入れて温野菜をつけて食べているんですよ。
また、ある日はスムージーやヨーグルトを取り上げました。
スムージーはこの3人が良く作っているレシピを紹介♪
長友泰憲選手!
中村駿太選手!
須藤元樹選手!
こちらが3人のレシピ。
YASUスムージーのポイントは自宅で簡単に作れて豆乳や食物繊維やオリゴ糖がとれること、SHUNTAスムージーはクラブハウスで手軽にビタミンやミネラルがとれること、GENKIスムージーは生卵でクリーミーに栄養価をアップさせ朝練後や朝食としても活用できることです。
このように、温野菜やスムージーにしたり、主菜や汁物にたっぷり入れるなど、選手たちからもアイデアをもらって野菜をしっかりとるための工夫やついつい食べちゃう仕掛けを行っています。
それから、いつも食後にヨーグルトにいろいろなトッピングをして食べているこの3人。
ある日の食べ方は、こうでした!
シナモンとバナナをトッピング。はちみつをかけて出来上がり。
まるでカフェで食べるようなスイーツのようです♪
そしてなんと、最後のハチミツをかけるときに秘密のワザがあるのだとか!
噂を聞きつけ、のぞきに行きました。
「ここからがポイントだから!見逃さないで!」と塚本健太選手。
「手ではなくて、体が動いてるんです!」とのこと(笑)。
手は動かさずに体のスライドを繰り返してハチミツをきれいにかける石原慎太郎選手。
塚本選手は何度見ても笑ってしてしまうそうで、この時も爆笑していました!
動画でお見せできないのがとても残念です(笑)。
グラウンドではとても真剣な選手たちですが、食卓では本当に笑いが絶えません♪
それでは最後に盛りつけチャンピオンの発表です!
こちらの盛りつけをした
小林航選手です!
鮭の炊き込みごはんにお茶漬けのトッピングであるうなぎを乗せて2種類の魚を摂取。左上の豚ヒレ肉のガーリックソテーはおかわりをしてさらにたんぱく質アップ。また、温野菜だけでなく汁物を具沢山に盛りつけてたくさんの野菜を摂取し、フルーツもしっかり盛りつけています。
ルーキーの時よりも格段に盛りつけが良くなっている小林選手。食事が良くなるということは、体のことやラグビーのことを真剣に考えているということだと思います。今後の益々の活躍が楽しみですね!