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初心者も楽しめるラグビーコラム

2018年10月17日

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『リカバリー&風邪予防』

こんにちは、管理栄養士の金剛地舞妃です!

10月からの食事のテーマを『リカバリー&風邪予防』とし、様々な取り組みを行っています。
まずは、週1回の炊き込みごはんDay
一番練習がハードな日に選手たちの「食べる」を応援するために設けました。

白米も隣に置きましたが、選手たちが盛りつけるのは断然炊き込みごはん。

嬉しさのあまり真顔になってしまった石原慎太郎選手(笑)。

その後、食事に来た選手たちの口から、「出汁かけるとうまいって聞いたんですけど!」という言葉が。
この日は鮭の炊き込みごはんだったのですが、お茶漬けの出汁をかけて食べたいという選手からのリクエストで急遽お茶漬けの出汁を出しました。
その口コミが瞬く間に広がったようです♪

それから、温野菜も始めました!
こちらは、流大選手田村煕選手がアイデアをくれました。

写真の他にブロッコリーキャベツ、ごぼうなど選手たちからリクエストがあったものをラインナップに加えています。
これまでもにんじんかぼちゃなどを出していましたが、このように温かい状態で出すようにしたところ、これまでの倍の量が出るようになりました。
栄養価が高く食物繊維の豊富な野菜をたくさん食べることは、リカバリーにも風邪予防に効果的!

そして、体の材料であるたんぱく質強い骨筋肉のために大切なビタミンD、風邪予防のためにも摂りたいビタミンAなどが豊富な卵を選手たちに食べてほしいという思いから、最近卵をクラブハウスの近くにあるたまご屋さんの卵に変えました。

すると...、目玉焼きブーム再来
ジョー・ウィーラー選手のように目玉焼きを焼く選手の姿がたくさんみられます。

卵かけごはんにする選手も多く、生で食べてももちろん美味しいです。
中村駿太選手は、チーズをのせて焼いていましたよ♪

そして、栄養教育では、このようなテーマも取り上げました。

食事を毎回毎回意識するのは、簡単なことではありません。
だけど、あえてそこにチャレンジをしようという投げかけをしたり、何度も「食べる」ことについて伝えるのは、選手たちにとって食事も勝つために重要な要素のひとつであり、その食事を通してチームを強くすることが私に求められていることだからです。

「この食事で強くなれるか?」

選手への投げかけをするとともに、私もチームの食環境を整える立場にある自分に常に投げかけています。


それでは最後に盛りつけチャンピオンの発表です!
こちらの盛りつけをした

堀越康介選手です!

全体的にカラフルな盛りつけで、のおかずを両方摂取し、豚肉のチーズ焼きにはさらに粉チーズをのせてたんぱく質カルシウムアップ!
ご飯には梅干しをのせて、リカバリー促進
それにしても梅干し3つは酸っぱそうですね(笑)。

9月に開幕したトップリーグも、リーグ戦は残り1試合となりましたが、シーズンはまだまだ続きます!これからも「食事」で選手たちをサポートしてきます♪

サンゴリアス管理栄養士 金剛地舞妃

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