2018年9月26日
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『最近の栄養教育とリカバリー強化の要因』
こんにちは、管理栄養士の金剛地舞妃です!
今回の私のスマイルカフェでは、最近の栄養教育と試合後のリカバリーについてご紹介します♪
まず栄養教育では、開幕後の今は試合にフォーカスした内容と日々の体作りに関する内容の2つのポイントで栄養教育を実施しています。
まずは、足つり予防について!
足つりの原因は様々あると考えられており、そのうちのひとつをピックアップしました。
チームラウンジのドアにクイズを貼って、食事に来た選手たちが中に入り窓を見ると答えが見つかるという仕組みです。
外食でのおすすめメニューは、ヒントを基に選手たちに考えてもらい、「○○はどうー!?」という質問に対してアドバイスをしています。
続いては、体作りに良い食品トップ10!
ドアに「全部当てるまで帰れま10!」というメッセージを貼り、窓にクイズを掲示しました。
答えの上に黒い紙を貼っていてめくれば答えが分かり、その下にあるヒントを基に考えてもらうクイズです。ショーン・マクマーン選手やジョー・ウィーラー選手がニヤニヤしながら、「マイキ、このクイズは難しいね。でも、僕は分かるよ!」とスラスラ全問正解!
なぜ、ニヤニヤ、スラスラ答えたのかというと・・・、
答えが透けて見えてしまっていたのです!!(笑)
このクイズを行ったのがとても良いお天気の日でまだ明るい時間だったため、ハテナの白い部分だけでなく黒い部分も透けてしまい、全部見えてしまっていました。以前同じような失敗をした(赤い紙で透けてしまった)経験から、今回は隠す紙を黒くしましたが、夏の強い日差しを甘く見てはいけません(涙)
なので、ちょっと離れたところから、クイズにチャレンジしてもらうことにしました!
これは、竹本竜太郎選手がヒントを読み上げ、それに対して手前のテーブルの選手たちが考えて答えている様子。この距離だと透けません(笑)
そして後日、全て分かる状態で掲示をして、できるだけこのような食品を毎日の食事で摂取しようと選手たちに伝えました。
そして最後は、リカバリーについて!
これは本当に大事なことなので、何度も何度も取り上げるテーマです。
あれだけハードな試合をしたあとに食べるというのは簡単なことでは無いと思いますが、次の試合も勝つために食べよう、と選手たちに伝えています。
これまで様々なチャレンジをして、試合後の栄養面のリカバリーを強化してきましたが、今シーズンはカレーも仲間入り!好評です♪
そして、なんと言ってもノンメンバーのサポートのおかげで栄養面のリカバリーがさらに強化されていると感じています。
毎試合このような感じでノンメンバーがリカバリーフードの準備を手伝ってくれたり、「リカバリーフード食べるよー!」と声かけをしてくれるだけでなく、リカバリーフードを持ってゲームメンバーがいるところを回って届け、食べるように促してくれています。そのおかげで、リカバリーフードを試合後早いタイミングで食べ始めるようになり、食べる量も増えています。
このように、サンゴリアスの試合後のロッカーでは、ゲームメンバーもノンメンバーも次の試合に向けての準備を始めています。
それでは最後に盛りつけチャンピオンの発表です!
今回は素晴らしい食事の選手が多く、ノミネート多数だったので結構悩みましたが、この選手に決めました!
こちらの盛りつけをした、
中村駿太選手です!
肉と魚のおかずを両方盛りつけ、サラダも色の濃い物を中心にカラフルに。
サラダの隣は鮭のグラタンなのですが、こちらでもたんぱく質やカルシウム等の栄養素が摂取できます。そして、その隣は巨峰もあり、栄養バランスの良い素晴らしい盛りつけになっています♪
これからもチームの勝利のために、より良い栄養教育やリカバリーにチャレンジしていきたいと思います!