2018年9月19日
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『トップリーグ第3節神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦』
こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。
ついこの間始まったばかりのトップリーグも気がつけば第3節が終了。
今年のトップリーグは本当に接戦が多く、手に汗握る試合ばかり。
サンゴリアスも僅差ながらも開幕2連勝で、多くの新戦力が加入した神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦を迎えました。
注目のカードだけあって、秩父宮ラグビー場は試合開始約2時間前だというのにこの人だかり。
いつも通りノンメンバーが試合メンバーを出迎えます。ジョーダン・スマイラー選手と長友泰憲選手。
平日のナイターでしたが、この日の観客数は17,576人!
つい先日新たにサンゴリアスのメンバーになり、この試合がデビュー戦となったセミセ・タラカイ選手。「まずこのジャージを着られたことが嬉しい。今日は残念でしたが来週からしっかり練習して、サントリーのプレーをすればNECグリーンロケッツには必ず勝てると思います」と話してくれました。優しくて真面目なナイスガイです。見かけたら是非声を掛けてみてくださいね。
同じポジションの畠山健介選手と。畠山選手はこの日の試合がサンゴリアスキャップ(全ての公式戦出場数)が160に!
試合後畠山選手は「勝てなくて、ただそれだけが悔しいです。(畠山選手が入ったのは)後半10分くらいで、3トライ3ゴール取っても追いつかない結構厳しい状況だったので、テンポを上げていこうと思ったんですけど、いいところまで行っても自分たちのミスでボールを失ってという感じだったので、結果もそうですが、パフォーマンスも我慢しきれなかったところが残念です。自分たちのダメなところが全部出てしまって、それは自分たちのミスだったのか相手のプレッシャーでこうなったのかは、ビデオを見てしっかりフィードバックしたいと思います。流(大)も試合後に言っていましたが、これでチャンピオンになる機会を失ったわけではないので、何のためにチャンピオンになるのかっていうところまでちゃんと自分たちで噛み砕いて、それをチームのビジョンにして、ワンチームになって、来週の月曜からチャンピオンになるための練習をしたいと思います」
試合後、今年の春に獲得した日本代表初キャップの表彰をされた西川征克選手は「やってきたことが出来なかった部分もありましたし、相手の強いキャリーに対して2人で入ることができなかったり、チームの現状がわかった試合だと思います。変な話ですがスッキリとした負け方だったので、次に繋がるいい機会になったと思います。(相手には同期の日和佐篤選手がいましたが)そこは対抗心むき出しで(笑)。日和佐、うちにいた時よりも上手くなってますね(笑)。日和佐とやるのを楽しみにしていたので嬉しかったですが、次は絶対に勝ちます!また1週間後に試合があるのでしっかり切り替えて、次の準備をしっかりしていきたいと思います」
西川選手たちの同期はみんな本当に仲良しなのだそうですが、この2人、試合後は何度もじゃれあっていました(笑)
試合後の円陣。悔しそうな表情が目立ちますが、ロッカールームでは「しっかりリカバリーして次、次!」と声が出ていました。
短期決戦の今シーズンは次の試合が早くもリーグ戦の折り返し。NECグリーンロケッツ戦は本当に大事な試合となります。
是非会場にご来場いただき、力強い声援で選手を後押ししてくださいね。