2018年5月23日
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『そのひとくちが、パフォーマンスを変える』
こんにちは、管理栄養士の金剛地舞妃です!
シーズンスタートから1ヶ月以上が経ち、ルーキーたちもクラブハウスでの食事に慣れてきたようです。
ルーキーたちはみんな、先輩たちに負けず劣らず良い盛りつけをしていて感心!
練習後、梶村祐介選手と尾﨑晟也選手が早く食事に来ることが多く、いつも早いねと声をかけると、「お腹すいちゃって。早くご飯食べたいので!」と言っていました。
これを聞いて、練習後早く食事をするのはリカバリーのためにとても良いことなので素晴らしいなということと、全力で練習に取り組んだ選手たちを優しく包み込むような食環境を整えていきたいと思いました。
さて、今シーズンのスタート時から、選手たちが食事をするチームラウンジにこちらのメッセージを貼っています。
『そのひとくちが、パフォーマンスを変える』
「食事と勝利」が繋がっていることをイメージし、どんな時も少しでも良い食事をする習慣を作ることが狙いです。
今シーズンのトレーニング初日に選手たちに会った時、こんな食事をしていた、こんな工夫をしていたなどオフ中の食事について選手たちの方から声をかけてくれて、中には「自炊にチャレンジしてみました!」という選手もいて、私はとても驚きました。食事に対する意識がますます上がり、新しいシーズンを見据えて食事も大切に考えて過ごしていたのだなと感じました。
そんな、食事にも真剣に取り組む選手たちを下から支えるメッセージ。食事のパワーは見えにくく、感じにくいものかもしれませんが、あなたのそのひとくちの積み重ねは必ず自分の力になるよというエールも込めています。
どんなひとくちを食べると良いのか、大事なことはたくさんありますが、現在サンゴリアスでは栄養素をしっかりと消化・吸収するために大切な『腸』を良い状態に保てるように様々な取り組みを実施中!
毎週、チームラウンジの窓に様々な資料を貼って栄養教育を行っていますが、その資料を少しでも興味を持って見てもらえるようにドアにクイズを貼っています。
実際の食事では、腸内環境を整えるために重要となる発酵食品や食物繊維などをピックアップして仕掛けをしていて、こちらがそのひとつのトッピングコーナー。
ヨーグルトの近くにトッピングコーナーを作り、食物繊維が豊富なドライフルーツや生のフルーツ、ナッツを置いています。
小林航選手は、ヨーグルトに牛乳、野菜、果物などを入れてスムージーにしていましたよ。
こんな摂取の仕方もありですね♪
そしてある日、石井料理長がイチオシメニューで食物繊維が豊富な寒天を使って「寒天の黒蜜きなこがけ」を出してくれたので、寒天は何から作られているかというクイズを出しました。
「テングサ!」と答えたのは大島佐利選手。大正解!
寒天は、「テングサ」や「オゴノリ」といった海藻から作られています。
「最近ヨーグルトが無くなるのが早いです!」と石井料理長が教えてくれました。
私は選手たちの食事の様子を毎日見ることはできませんが、随時石井料理長が食事状況を共有してくれるので、それを受けて次の月のメニューに反映させたり、栄養教育の仕方を変えたりしています。
この連係プレーで、サンゴリアスの食事をもっともっと進化させていきたいと思います!
それでは最後に、盛りつけチャンピオンの発表です!
こちらの盛りつけをした、
桶谷宗汰選手です!
隣で食事をしていた畠山健介選手と笑顔の1枚。
肉と魚のおかずを両方盛りつけ、鮭のフレンチグリルの付け合せの野菜とトマトやほうれん草といった色の濃い野菜もしっかり摂取。最後にヨーグルトやフルーツもしっかり食べていました。
桶谷選手は昨年の秋から栄養面であるチャレンジを行い、自分で食事の行動計画を立てて継続的に実行し、この春見事に目標達成しました!
2年目になった桶谷選手、さらなる活躍を見せてくれることでしょう。
現在サンゴリアスは、菅平で合宿の真っ最中!
その様子は亜紀さんや私のスマイルカフェで、合宿中の様子をご紹介できると思いますので、楽しみにしていてくださいね♪