こんにちは！カメラマンの長尾亜紀です。

先週末行われたトップリーグ第12節神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦。
試合の日は東京の冬らしく乾燥した晴天でしたが風が強く、とても寒い中で行われました。会場で声援を送ってくださったファンの皆様、風邪などひかれませんでしたか？試合は当日の気候とは裏腹に、とても熱い試合でした。

秩父宮ラグビー場に到着した選手たち。マット・ギタウ選手はいつもボールを手にしての会場入り。

サントリーの関係者の子どもたちが花道を作ってくれる中、選手が入場。

この日の注目は、先日加入したばかりのショーン・マクマーン選手。23歳の若さでありながらオーストラリア代表として26試合に出場。今年11月に横浜で行われた日本代表との試合でもスタメンで出場していました。初めてのサンゴリアスでの試合を終えて「すごく速い試合でしたが、みんなと一緒にプレーできて良かったです。相手もフィジカルが強いチームでしたが、試合を通してサントリープライドを出せました。特に最後の20分はいいディフェンスが続けられ、トライを取らせなかったところが良かったと思います。（11月に対戦した選手もいるチームで）日本のチームがどんな練習をしているか分かりましたし、ハードなトレーニングをしていることが実際にチームの中に入ってよく分かりました」

最後にファンの皆さんにコメントをもらいました。「プレーごとに声援がすごく聞こえたので嬉しかったです。サントリープライドを毎試合発揮して、この後も勝ち続けられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」

11月の日本代表での活動を経てチームに合流、久々のスタメン出場となった中村亮土選手は「良かったところと次に向けての課題も出ました。やはり試合に出ないと分からないところもあるので、出られて良かったと思います。自身の調子はいいです。ディフェンスの部分は特に良くなってきていると思います」

今後に向けては「チームもいい感じで準備してきて日本一に向けてステップアップしてきているので、それを加速できるようなプレーをしたいと思います」

公式戦ではここ4試合スタメン出場を続けている北出卓也選手は「調子自体はいいと思っています。試合ごとにレベルアップしないと出続けることはできないと思うので、貪欲にいきたいと思います。（今日の試合は）個人的なフォーカスとしてセットプレーの安定とタックルを意識して試合に入りました。タックルはまあまあでしたがセットプレーのところで課題が残ったので、ちゃんとコントロールできるよう頑張りたいと思います」

試合終盤、急遽フランカーで再登場となった北出選手は「大学時代にやったことはあるんですけど、ちょっとビックリしましたね（笑）。今後はチーム内の競争にしっかり勝って、出るからにはセットプレーをしっかりコントロールして勝利に貢献したいと思います」

ちなみにこの日の試合にはサンゴリアスのレジェンド、ジョージ・グレーガンさんの姿が。サンゴリアス戦の生観戦はおそらく5年ぶりというグレーガンさんは「勝てたことはすごく良かったと思います。前半はサントリーらしい良いアタックも出来ていましたが、後半は強い向かい風でフラストレーションの溜まる中、チャンスが来た時の精度は良くありませんでしたが、そのための練習もしてきていると思いますし、今日出せたことは引き続き発揮して、うまく出来なかったことは修正していけばいいと思います。チームの雰囲気はすごく良くてみんな本当にハードワークしていると思いますし、試合に出ることになった選手からはチームを代表しているという気持ちがすごく伝わってきます。プレーオフで試合をするために春から厳しいトレーニングをしてきたと思いますが、あと3試合しかありません。最後に金のだるまに目を入れられるよう（笑）、頑張ってほしいと思います」

この日の結果を受けて、サンゴリアスのレッドカンファレンス1位が確定。
年明けの日本選手権の対戦相手もヤマハ発動機ジュビロに決まりました。

泣いても笑っても、あと3試合でシーズンが終了。
そして今週末のトップリーグ最終節は府中ダービー！
府中市民の方は当日先着1,000名が無料招待されるそうです！さらに東京都の小中高生3,000名が事前の申し込みで無料招待されるそう。こちらの締め切りは12月22日まで延長されたとのことですので、まだ間に合います！
府中ダービーの詳細はこちら

ぜひ会場にお越しいただき、サンゴリアスから勝利というクリスマスプレゼントを受け取ってくださいね！