2017年10月25日
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『おもてなしの気持ちと食選力クイズ』
こんにちは、管理栄養士の金剛地舞妃です!
皆さん、この赤い食材は何だと思いますか?
京都での試合で宿泊したホテルで提供していただいた1品なのですが、実はこれ『こんにゃく』なのです!
このお料理は、『海老芋と赤こんにゃくのうま煮』。海老芋は京都の伝統野菜、赤こんにゃくは滋賀県の近江八幡の名物です。
他にも、『ゆば入りの京風パスタ』や京都の代表的な漬け物である『すぐき漬け』を出してくださいました。
そして、ある試合前日の夕食で「絶対盛りつけチャンピオンだ!」と声をかけられ、そのテーブルに行ってみると・・・。
こちらを盛りつけたのは、飯野晃司選手。なんておしゃれな盛りつけのパスタなのでしょう!
試合では様々な宿泊先の方たちにお世話になりますが、いつも勝負を控えた選手たちに最大限のおもてなしをしていただいています。お料理はそのひとつで、どんなメニューにしたら選手が喜んで食べてくれるだろうとか、力になるだろうということを考えながらメニューを提案し、お料理を提供してくださいます。
そして、そんな気持ちに応えるかのように選手たちは試合前も丁寧に食事をしています。
さて、クラブハウスでは、ある日こんな資料を掲示しました。
選手に大切な栄養素はたくさんありますが、今シーズンでサンゴリアスが特にピックアップしている栄養素があります。そのうちの2つが、鉄とビタミンD。
こちらはビタミンDについての教育資料ですが、ラグビー選手だけでなく成長期の子どもたちにも重要性が増す栄養素!
ビタミンDは特に魚に豊富なので、1日1回は魚料理を食べようと選手に話しています。
そして、クラブハウスの食事メニューで実践。
この日のメニューはスペシャルメニューで、
牛赤身肉のステーキ
うなぎの蒲焼き
肉の中でも牛肉には特に鉄が豊富、うなぎには鉄もビタミンDも豊富です。
一度ピックアップしたテーマは、あらゆる方法でさらに伝えていきます。
あの手この手で大切さや実践のヒントを伝え、選手の意識に刷り込ませ、知識と実践力をブラッシュアップしていくのが狙いです。
そのひとつがこのような食卓資料。
いくつか栄養資料をおきますが、選手が一番よく見ているのは『食選力クイズ』のようです。
『食事を選ぶ力』という意味を込めて、普段の食事で良い選択ができる力を養う意図で作っている資料です。
ある日の夕食では、こんな風に同じ食卓のみんなでチャレンジする光景が見られました。
「金剛地さんは全部分かるんでしょ!?」と選手からの宣戦布告。
『森のバター⇒アボカド』のように、これは何の食材を表しているかというクイズ6問だったのですが、なんとクイズを作った本人が1問不正解という大失態。。。反省です(汗)
どんな言葉なら選手に響くのか、どんな方法なら選手が興味を示すのか、日々勉強中です。
それでは最後に、盛りつけチャンピオンの発表です!
こちらの盛りつけをした、
写真の一番手前、田村煕選手です!
同じ明治大学OBの須藤元樹選手と桶谷宗汰選手との1枚。
牛ステーキ、うなぎの蒲焼き、温泉卵と3種類のたんぱく源を摂取し、鉄とビタミンDもしっかり摂れています。
そして、色の濃い野菜をカラフルに盛りつけ、フルーツも摂取。
今月から週1回『炊き込みごはんDay』を設けていて、この日は『たこ飯』の日だったのですが、田村選手もたこ飯を食べていましたよ♪
トップリーグは第9節までを終え、ウインドウマンスに入りました。トップリーグの再開は12月3日の近鉄ライナーズ戦になります。シーズン終盤に向けて、サンゴリアスはこれからさらにレベルアップしていきます!ひきつづきご声援よろしくお願いします!!