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初心者も楽しめるラグビーコラム

2017年7月12日

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『夏バテと熱中症予防の食事&クイズ』

こんにちは、管理栄養士の金剛地舞妃です!
 
暑い日が多くなり、夏バテや熱中症予防がより大事な季節ですが、皆さんはどんな対策をされていますか?サンゴリアスでは、今年も夏バテ予防フェアを開催しています。例えばこちらは、夏野菜を使ったメニューの『オクラとパプリカの生姜マリネ』!生姜を一緒に和えることでさっぱりして食べやすい1品です。

それから、パスタでも夏バテ予防!
『ダブルソースパスタ ボロネーゼ&ボンゴレ』

ソースを選べることで気分や食欲に合わせて食べやすくすること、食べる楽しみを増やすことが狙いです。実は、最初はボンゴレだけの予定だったのですが、「あさりが苦手な選手がいるかもしれないし、選べる方が楽しんで食べることができると思うので」と石井料理長が提案してくれました。パスタソースを2種類作るということは、それだけ手間も時間もかかってしまいますが、石井料理長がいつも一番に考えることは選手が喜ぶことや美味しく食べられることなのです。ソースのどちらか1種類に決めて食べる選手もいれば、仲村慎祐選手のように両方食べる選手も!

暑くなると食欲減少と共に食べるのが面倒くさくなってしまうこともあり、特に生野菜は歯ごたえがあり面倒に感じるという方もいらっしゃると思いますが、中村駿太選手のようにスムージーにすると負担無く野菜や果物をしっかり摂れます。

スムージーには、サラダバーの野菜と日替わりのフルーツをほぼ全種類入れているそうです。 石原慎太郎選手が興味を示し、この後ひとくちもらっていました。

ある日の練習では、昼間のとても暑い中の練習で選手たちはたくさんの汗をかいていました。 そこで、食堂の入り口にこんなメッセージを貼って、食事でできる熱中症予防のポイントクイズを行いました。

クイズは、黒い紙をめくると答えが書いてあります。

実はこの黒い紙、最初は目立つように赤い紙を使いました。しかし、最初にチャレンジした青木佑輔選手がスラスラと答えを当てていたのですごいなと思っていたら、なんと窓の外からの光で答えが透けて見えてしまっていたのです(笑)。
 
これではクイズになりませんね...。青木選手に教えてもらい、黒い紙に変えました。
食事でできる熱中症予防のポイントは、①汁物を飲む、②夏野菜を食べる、③食欲が無いときは汁物やフルーツから食べる。他にもたくさんありますが、まず簡単にできることを3つ選手たちに伝えました。
皆さんもたくさん汗をかいた日などに思い出して食生活に取り入れてみてください♪  
 
 
それでは、最後に盛りつけチャンピオンの発表です!
 
こちらの盛りつけをした、

小澤直輝選手です!

牛肉、鮭、温泉玉子、納豆の4種類のたんぱく源とカラフルで色の濃い野菜、そしてフルーツもあり素晴らしい盛りつけです。さらに、ごはんにはキヌアがかかっていますが、なんとごはんの下にも入れてキヌアでごはんを挟んだのだそうです。キヌアは、白米に比べてミネラル食物繊維などが豊富!よりたくさんの栄養素がとれる上手な盛りつけです。
 
 
今シーズンは、昨シーズンよりも開幕が1週間早まり、暑い時期の試合が多くなります。
今のうちから、暑い中でもしっかり戦えるように食事面からも準備をしていきたいと思います。 皆さんも夏バテや熱中症にお気をつけ下さいね。

サンゴリアス管理栄養士 金剛地舞妃

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