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初心者も楽しめるラグビーコラム

2017年5月 2日

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『最近のサンゴリアスと日本代表』

こんにちは!カメラマンの長尾亜紀です。
 
3月末から今シーズンのトレーニングを開始したサンゴリアス。最初は若手のみだったのですが、徐々にベテランも合流。スーパーラグビーや日本代表への参加でまだ人数は少ないですが、活気に満ちた練習を行っています。そんなサンゴリアスのグラウンドへ、ちょっと久々に足を運んできました。

前回訪れた時はまだ昨シーズンのウェアだったのですが、今年のものに変わっていました。練習着の色やデザインが変わるだけでも、グラウンド上がとても新鮮な感じに見えます。昨シーズン、残念ながらピッチで見ることができなかった垣永真之介選手の元気な姿も見ることができました。

その垣永選手。全体練習後に自慢の腹筋を披露してくれました(笑)。
写真を見て「よっしゃ!割れてきた!」とご満悦の様子でリカバリーに向かいました・・・。

ビデオ塔に貼られたバナーも今季のスローガンのものに。

FW陣は、夕暮れが迫る空の下で繰り返しスクラムのトレーニング。

全体練習後も追い込む中村駿太選手。・・・の奥で精根尽き果てているのは成田秀平選手。

そんな中、今回はベテランの二人に話を聞いてみました。
まずは、久々に春シーズンの最初からサンゴリアスのトレーニングに参加している畠山健介選手。最初のチームトレーニングから参加するのは、実に入部1年目以来だそう。
「とても新鮮ですね。いい意味でゆっくり自分の調整が出来るし、痛んでいた箇所も集中して治せることがずっと無かったので、いい時間を過ごせている感覚はあります。若手は春からガンガンやってもいいと思うんですけど、シーズン中にピークを迎えるためには春からやりすぎると疲れてしまうので、焦らずゆっくりやっています。(今のチームの雰囲気としては)自分も含めてですけど、まだ始まったばかりでみんな様子を見ているという感じはします。コミュニケーションとか精度の部分も昨シーズンの終盤と比べると、まだまだ伸びしろはあるというか。毎年、ピークを迎えて戻っての繰り返しではしんどいと思うしチームの成長にもならないので、多少落ちたとしてもスタンダードの部分はもっと上げられると思います。」
 
今年入部10年目を迎えた畠山選手。
 
「僕がベテランて呼ばれちゃうなんてなんか嫌ですね(笑)。楽しい時間はあっと言う間って言いますけど、早かったですね。これからの何年かも楽しい時間をここで過ごしたいですけど、そのためにはしっかりした準備が必要ですし。若い時みたいに何かのきっかけで急激に伸びたりすることはないですけどプレーのブレは減ってくるので、もう一度バーン!と行けるように定説を覆したいと思います。」

続いて、畠山選手とは同期で今季からバックス最年長となった長友泰憲選手。
「いやぁ、まさか自分が最年長になるとは思わなかったですね(笑)。今は体作りにフォーカスしているので、今の時点での調子は悪くないと思います。(約2ヶ月の)オフの間は普通に仕事もあったので、その合間に体を動かして・・って感じでした。オフ中は完全に自分のペースでやりたかったので、クラブバウスには来ないで知り合いのジムに行ったりしていました。仕事もあったので、完璧なリフレッシュは出来なかったですけど(同期の)金井(建雄/現神戸製鋼)とかとマカオに旅行に行って、2泊3日ですが現実離れしてきました(笑)。」
 
昨シーズンの公式戦出場は1試合にとどまった長友選手。ベテランなりの体との付き合い方もあるようで、
「しっかり体を暖めてからトレーニングを始めて、終わってからもリカバリーをしっかりしないと疲れがなかなか取れなくなってきたので、追い込む時とそうでない時のメリハリをつけてやるようにしています。今年は6月にワラタス戦があって、みんながこの春シーズンに明確な目標を持てているので、それに向けてしっかりとトレーニングをしていきます。」

今や二人になってしまった同期で2ショット。最初はちょっと距離がある感じだったのですが(笑)最後はこの笑顔!
 
 
 
そしてゴールデンウィーク初日となった先週の土曜日、東京・秩父宮ラグビー場ではアジアラグビーチャンピオンシップ(ARC)2017第2戦日本代表vs韓国代表が行われました。
サンゴリアスからは、日本代表でもキャプテンを務めることになった流大選手、バイスキャプテンを任された石原慎太郎選手、そして須藤元樹選手、小澤直輝選手、中村亮土選手が出場しました。

 
GW中、サンゴリアスメンバーの活躍が間近で見られるのは、5月6日(土)に秩父宮ラグビー場で行われるARC2017第3戦、日本代表vs香港代表になると思います。
それぞれの場所で活躍するサンゴリアスメンバーにも、是非ご注目くださいね。

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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