2017年1月25日
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『いよいよ日本選手権決勝!』
みなさん、こんにちは!サンゴリーナちゃんです(*^-^*)
今シーズンが始まる前は、「これから長いシーズンが始まるなぁ~」と思っていましたが、2016-2017シーズンも残すところあと1試合となりました。昨シーズンのサンゴリアスはチーム最低の9位という成績でしたが、ファンの皆さんはそんなサンゴリアスを見放すことなく、今季の春シーズンから本当に多くのご声援を送っていただきました。そんなファンの皆さんのためにも今シーズンは必ず2冠を獲得し、恩返しをしなければいけないシーズンだと思っています。
先週行われた日本選手権準決勝vs帝京大学戦は、皆さんご存知の通り54-29で勝利し、2冠獲得に向け王手をかけることが出来ました。来年の日本選手権は大会形式が変更となり大学チームの出場枠がなくなってしまうこともあって、帝京大学にとっては「打倒社会人」「日本一獲得」を果たす最後のチャンスでもあり、激しい試合となりました。
母校との対戦となった帝京大学戦を、森川由起乙選手、そして中村亮土選手に振り返ってもらいました。
まずは、森川由起乙選手。
「戦う前から、帝京大学の選手はファイティング・スピリットが高くて、それを80分間出してくるチームということは分かっていたんですが、前半40分はそこで上回られたことが、さすがと思う反面、自分自身の準備力が足りなかったという勉強になりました。手を抜いたわけではないんですが、母校に対して前半から圧倒出来ず、悔しい思いがあります。
試合では弟と対面でスクラムを4、5回組むことが出来て、公式戦は初めてのことでしたし、めったにない機会だったので、良い思い出になりました。兄弟みんなが仲が良いですし、やりにくいということはありませんでしたが、弟がめちゃくちゃチャレンジしてきたので、しっかりと受け止めて、スクラムに関しては兄としての威厳を保てたかなと思っています。」
中村亮土選手は、
「帝京大学を相手にして、改めて素晴らしいチームだと肌で感じることが出来ました。戦う意志など、気持ちの部分を前面に出してくるメンタルの持ち方は、大学の中でもトップレベルだと思いますし、トップリーグのチームと比較をしても、上位に行けるレベルを持っていると感じました。もちろん選手1人1人のレベルも高かったですし、チームとしてやるべきことが明確になっていて、トップリーグの上位チームと戦っているような感覚で試合をしていました。
帝京大学と試合をしたことで、チャレンジャーとして立ち向かう精神はどの立場でも持たなければいけないと、個人としてもチームとしても改めて感じさせてもらいました。そういう意味では、良かった試合と言えるかもしれません。
今の4年生が、僕が4年生だった時の1年生で、見ていないうちに顔つきも変わって立派になっていましたし、素晴らしい選手たちに成長していたと感じて、僕自身ももっともっと成長しなければいけないと感じさせてもらいました。」
そして、流大キャプテンには、帝京大学戦を振り返ってもらいつつ、次の決勝戦への意気込みを聞きました。
流大キャプテン
「帝京大学戦は試合の内容としては良いとは言えないものでした。帝京大学が素晴らしいパフォーマンスを発揮したことは確かなことですが、僕らはもっとトップリーグ・チャンピオンとしての試合をしなければいけなかったと反省しています。個人としても反省すべき点がいくつかあって、次の決勝ではしっかりと改善して臨みたいと思います。
試合後、帝京大学の選手たちと話す機会があり、4月から社会人としてトップリーグで戦う選手たちには、次の舞台でも頑張ってほしいと伝えさせてもらいましたし、3年生以下の選手たちは本当に悔しそうな顔をしていて、それを見て、来シーズンには更に強くなると感じました。
次の決勝が今シーズン最後の試合で、その2つ目のゴールを達成することが、サンゴリアスが目指していたゴールにもなりますし、『勝ちたい』、『優勝したい』という思いが強い方が勝つと思うので、また1週間いい準備をしていきたいと思います。パナソニックはリーグ戦と戦った時とは別のチームになっているので、チャレンジャーとしてもう一度ハングリーに戦いたいと思います。
1月29日の決勝では、精一杯がんばりますので、ファンの皆さんには大きなご声援を送っていただければと思います。そして、試合後には一緒に喜びを分かち合いましょう!」
いよいよ今週末は、日本選手権決勝vsパナソニックワイルドナイツ戦です!選手たちは春から積み重ねてきたものを、決勝の舞台で発揮してくれると思いますので、ファンの皆さんにはぜひ秩父宮ラグビー場で選手たちの背中を押していただき、2冠獲得に向けて共に戦いましょう!たくさんのご声援をよろしくお願いします!!