こんにちは！カメラマンの長尾亜紀です。
 
現在ヨーロッパ遠征中の日本代表。
11月のウインドウマンスのテストマッチを3試合消化し1勝2敗の成績ですが、3試合目となったウェールズ代表戦は、世界ランキング11位の日本代表が6位の相手に対して3点差の惜敗。約7万4千人の観衆の中、しかもそのほとんどがウェールズファンに埋め尽くされた完全アウエーのスタジアムで、日本代表は勇敢に戦い続けました。
 
今回のスマイルカフェでは、その日の様子をご紹介しようと思います。

試合当日の朝はかなり冷え込み雨も降っていたのですが、応援グッズ売りのおじさんは試合開始4時間ほど前から準備に勤しんでいました。

街を練り歩くサポーターのほとんどがウェールズファンの中、日本を応援してくれる人たちにも出会いましたよ。

この日の試合は現地時間で14時半キックオフだったのですが、午前中からビールを飲む人たちで会場周辺のパブは大盛況！

キックオフ90分前に日本代表を乗せたバスが先導されて到着。こういう雰囲気は、なかなか国内では味わえません。

試合前のセレモニーでは、日本語のアナウンスも流れました。ここ、プリンシパリティ・スタジアム（ミレニアム・スタジアム）はスタッフの方々もとても親切で、ホスピタリティーに溢れているこの街がとても好きになりました。

試合前日の情報でチケットが7万枚以上売れていると聞いていたのですが、この日の観客数は73,969人。日本代表のファンの方はその中でも何人いたでしょうか・・・。日本代表がトライを決めると会場がシンと静まり返るので、一瞬トライになったのかと疑ってしまうほど。昨年のW杯ではここまでのアウエー感はなかったので、改めて欧州のアウエーで勝つことの難しさを実感しました。  
試合は既報のとおり、日本代表が3点差で惜敗。ノーサイドの瞬間、悔しそうな表情を見せる松島幸太朗選手の姿が印象的でした。
 
 
日本代表は今週末、フランス・ヴァンヌでフィジー代表と対戦し、今年の活動を終えます。サンゴリアスを代表して参加している2人の活躍も楽しみです。