2015年9月22日
375
『日本代表歴史的勝利!』
こんにちは!カメラマンの長尾亜紀です。
私は今、ラグビーワールドカップ2015取材のためイングランドに来ています。こちらに滞在中はスマイルカフェ番外編として、現地の様子などをご紹介していきたいと思います。
第1回目は、なんといってもこれでしょう!日本でも、ものすごい注目を集めていると伝え聞く、日本代表の歴史的勝利。当日のスタジアム周辺の様子や、選手の表情を中心にご紹介しようと思います。
試合が行われたのは、ロンドンから電車で1時間ほどの海岸沿いのリゾート地・ブライトン。試合開始2時間前にはスタジアムと直結している駅から、思い思いの格好をしたサポーターの方たちが続々と到着。
この日は天気にも恵まれたため、早くからビールを飲んで試合を待つ姿も。
ダンスをしながら両国の旗を配る陽気なお姉さん。
こんな格好をして日本を応援してくれる方たちもいましたよ。日本語も上手でした!
スタジアムの外には、なんと本物のエリスカップ(優勝カップ)もお目見え!みなさん一緒に記念撮影をしていました。
そんな雰囲気の中、気づけば満員になったスタジアム。いよいよ選手の入場です。
前半からハラハラドキドキの展開。隣に座っていたこの日初めて顔を合わせたカメラマンの方とも「前半から既に泣きそう」といいながらの撮影でした。後半に入り、時間が進むに連れ前半は少なかったジャパンコールが会場全体に広がっていきます。それを聞きながら、また泣きそうになり・・・。
後半、五郎丸歩選手のトライで喜ぶ選手たち。この後コンバージョンキックが決まり、29-29の同点に追いつきます。
後半終了間際、ペナルティーキックを狙わず勝ちに行くためスクラムを選択した後、真壁伸弥選手の気合いの表情。
そしてその後、カーン・へスケス選手のトライが見事に決まり逆転!松島幸太朗選手と抱き合う日和佐篤選手。
ノーサイドの瞬間、ベンチから駆け出す小野晃征選手と畠山健介選手。畠山選手の手には日の丸が。
試合終了後、真壁選手をねぎらう南アフリカ代表スカルク・バーガー選手。
すっかりホームと化したスタジアムの観客に挨拶に向かう選手たち。
最後に最高のスマイルをもらいました!
翌日はこちらの新聞も軒並み1面。畠山選手も1面を飾っていましたよ。
試合の終盤には会場全体からジャパンコールが沸き上がり、これまで感じたことのない雰囲気に。
ノーサイドの瞬間に泣き、周りのカメラマンや記者の方など、すれ違う度に何度握手やハイタッチをしたことでしょう。
こんな感情になったのは初めてというくらい、言葉で表現するにはあまりにも幸せすぎる時間に、この場にいられたことを本当に感謝するしかありませんでした。
地元の観客の方からも「おめでとう!」と声をかけられましたし、翌日他の試合を撮りに行った時も「ハッピーかい?」と聞かれたりして、また嬉しくなりました。
次戦はスコットランド戦。こちらもまた、目標のベスト8進出のためにはとても大切な試合です。
日本からも、熱いご声援をよろしくお願いいたします!