2015年8月14日
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『「サンゴリアス・ゴリ女座談会」Vol.3サントリー横浜支店』
普段なかなかグラウンド外での素顔を見る機会のないサンゴリアスメンバーたち。そんなメンバーの普段の顔を知る同僚の女子社員の方々に、会社でのメンバーの様子などを話していただく“サンゴリアス ゴリ女座談会”。サンゴリアスのメンバーは一部のプロ選手を除いて全ての選手がサントリーの社員として日中は営業の仕事を行い、仕事を終えてからグラウンドに集まってトレーニングをしています。グラウンドで見せるメンバーの顔とは違う一面をお届けします。
「サンゴリアス・ゴリ女座談会」 Vol.3 サントリー 横浜支店
-----【ゴリ女メンバー紹介】----------------------------------
■池田いづみさん (サントリー酒類株式会社 横浜支店営業1課)
■金原真鈴さん (サントリー酒類株式会社 横浜支支店営業2課)
■山田ゆき子さん (サントリー酒類株式会社 横浜支店企画課)
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池田いづみ:横浜支店営業1課の池田いづみと申します。横浜で5年目で、同期のラグビー部は、長野(直樹)選手と竹本(竜太郎)選手がいて、特に長野は同じ支店ということで、仕事も一緒にやっていますし、同期がすごく仲も良いので、赤坂に異動した竹本も含めて、よく横浜支店の同期メンバーで飲みに行ったりもしています。会社での普段の顔とグラウンドにいる時の顔は、特に竹本の方は、全然違いますね(笑)。グラウンドにいる時は本当に真剣そのもというか、普段と顔つきが全然違うので、いつも驚かされます。私はもともと高校でラグビー部のマネージャーをやっていたので、新人の時からわりとサンゴリアスの試合は観に行かせてもらっていました。
金原真鈴:営業2課で入社2年目の金原真鈴と言います。同期は中村亮土とカッキー(垣永真之介)と江見(翔太)、あとスタッフの伊藤テツ(哲章)がいて、入社前はよく内定者の集まりなどでみんなで飲んだりしていていましたが、入社後はなかなか行けなくなりましたが、ついこの前みんなでバーベキューに行きました。いづみさんも言った通り、試合の時の顔とみんなで飲んでる時の顔が全然違いますね。あとサンゴリアスのメンバーは「よく飲むな~」と思います(笑)。私自身は女子校ということもあり、入社前はラグビーとは無縁の生活を送っていたんですが、去年初めて支店のみんなで応援に行かせていただいて、同期の違う顔を見られて良かったです。後輩にも1年目の北出卓也が横浜支店に入ってきて、同期の江見からも「あいつは良いぞ!」と聞いているので、また試合を観に行きたいと思っています。
池田いづみ:普段の顔は本当にグラウンドとは違って、同期だから余計にっていうこともあると思うんですが、飲んでる時にはみんなを笑わせてみたりとか、いつもニコニコしていたり、楽しい雰囲気を出していますね。でも、グラウンドに立った瞬間に目つきが変わるし、もちろん仕事も真剣なんですが、仕事の時とは違った戦う顔になっているなと感じています。サンゴリアスを応援していますが、やっぱり特に同期がグラウンドに立つと、本当に心から応援したいという気持ちになるので、2人が試合に出る時はいつも以上に応援にも力が入りますね。
以前、竹本とも同じチームで仕事をしていた時期があって、竹本と一緒にお得意先のお店に行ったとき、たまたまそのお店の担当者の方がラグビーが大好きな女性で、「竹本君が来た~」って凄く喜んでくれて、竹本は「アハハ・・・(笑)」とか言いながらずっとニコニコしていました。お店の人ともその後すごく良い関係を築いて、色々と良くしてもらいましたね。竹本はいま違う支店(赤坂)に異動しましたが、少し変わったところがあるので(笑)、竹本の変な行動を長野が面倒を見るみたいなところがありました。
長野は本当にしっかりしていて、同期ではおちゃらけるメンバーとそれを嗜めるメンバーに分かれていて、長野は面倒を見るお兄さん的存在です。長野は教員免許も持っているので、面倒を見たり、人に教えたりすることが好きみたいですね。だから、後輩の面倒見も良いし、同期の中でもお兄ちゃん的な存在ですね。同期でもう1人男の子がいるんですが、その子と本当に仲が良くて、朝一緒に会社に来たこともありました。周りは「なんだあいつら?大丈夫か?」みたいな感じで怪しんでいたんですが(笑)、実家に泊まって一緒に会社に来たり、本当に仲良しですね。その子も含めてアメフトをやってる子が2人いて、楕円球つながりで、本当に仲が良いなと思います。
金原真鈴:私の同期のカッキー(垣永)がハリネズミが好きなのは有名ですよね。それでハリネズミを飼っているんですが、カッキーが日本代表でいない時は江見が面倒を見ているそうです。前に工場研修があって、武蔵野ビール工場に行った時にカッキーと同じグループになりました。コミュニケーションとしていきなり「横文字ゲーム(英語禁止)しよう」とか言って、率先してゲームをやってたり、そういうお茶目な一面もあります。中村亮土に関しては、サンゴリアスの同期の中では、一番弟っぽいというか、一番はしゃいでいて、江見とかの方が大人しい印象です。帝京大学でキャプテンをやっていたとは思えない感じで、子供のようにはしゃいでいました(笑)。江見については、同期の集まりとかに積極的に参加してくれて、女の子に優しいイメージがあります(笑)。気遣いが出来るなって思います。江見は、入社前の研修とかでもよく一緒になったんですが、その時は大人しくて、今みたいな感じではなかったんですが、その時から同期の集まりには積極的に参加してくれて、練習が終わった後とかでも来てくれました。江見と同じ学習院大学の同期がいて、その人に話を聞くと、江見はラグビー以外でも、水泳や陸上もなんでも出来て、スポーツはなんでも出来る万能キャラクターで格好良かったって言ってました。伊藤テツはみんなのお父さん的存在で、みんなからパパと呼ばれています(笑)。スタッフなので遅くまで仕事をしているみたいで、なかなか同期の集まりにも参加出来ないみたいです。
池田いづみ:横浜支店は、今は東京第1支店長になったOBの村松(研二郎/OB)さんが支店長で、宮本賢二さんも今は名古屋支社ですが、昨年まで横浜にいました。現役選手は今は2人しかいないんですが、以前横浜支店にいた先輩との繋がりで、有賀剛さんとお話する機会がありました。有賀さんと話をした時は、「プロの選手ってこういう人なんだ」と感じました。発言が全てストイックで、「こういう人が登りつめていくんだな」って印象を受けました。さすがにその時はプロテインは飲んでいませんでしたが、お肉はチキンを選んで食べていました。先輩からもご自宅でのエピソードなどを聞いたんですが、すごく新鮮でした。
私がラグビー部のマネージャーをしたのは高校のときだけでしたが、大学が早稲田だったのと、後輩が慶応のキャプテンをやってたりしたので、早慶戦とかはよく見に行っていました。サッカーを観に行くよりも、ラグビーを見に行く回数の方が多かったと思います。私は動きがあるスポーツの方が観ていて楽しいと感じるので、ラグビーは展開が速くて、いつ敵にボールが渡るか分からないのが面白いですね。あとはあのぶつかり合いは私には絶対出来ないことなので、単純に凄いなと思います。マネージャーをやっていたので、試合の姿だけじゃなくて、練習の姿やどんだけ筋トレしてるんだという部分も見ていたので、より楽しんで見られていると思います。
(ここで、遅れて山田ゆき子さんが合流)
山田ゆき子:遅くなりました。横浜支店の山田です。今年の4月に横浜支店に異動してきて、これまでラグビー部員が周りにいない職場にいたんですが、ラグビー部がいる環境で仕事が出来ることを嬉しく思っています。横浜支店に来る前は人事部にいて、その時は部署で数回試合を見に行っていましたが、間近に選手がいるところで働くということが初めてだったので、まずは「選手も本当に働いているんだな」という印象を受けました(笑)。私も長野くんが同期で、横浜支店に異動してきた時に、すごくウェルカムな雰囲気を出してくれて、自動販売機でお茶を買おうとしたら、買ってくれたりしてくれました。
池田いづみ:長野はすごく健康オタクで、寝具にこだわっているらしく、「みんなが布団を買う時には俺が一緒に選んであげる」みたいなことを言っていました。枕やマットレスとかもこだわりがあるらしく、「寝るのは凄く大事だから」とか言っていました。以前、その話が膨らんで、横浜支店で「長野の健康セミナー」というものを開催してもらいました(笑)。結構みんな真剣に聞いていて、食事に関することや、栄養に関すること、食べる順番などを支店のエンバーに話してもらったんですが、そのセミナーの後からは食べ方にも気を付けるようにしています。「ミルフィーユ食べ」ですね。
金原真鈴:1年目の社員も長野さんと同じ中野島の社員寮に住んでいるんですが、そこでもみんなからの長野さんへ信頼は絶大だって聞きます。女性社員も同じ社員寮の違うフロアに住んでいるんですが、女性社員からの信頼も厚いですね。
★♪★♪★ 男っぽいところがカッコイイ! ★♪★♪★
金原真鈴:山田さんはラグビーをどれくらい観に行ってますか?
山田ゆき子:社会人になって初めて観に行きました。試合会場に見に行く前にも何度かテレビでは観たことがあったので、なんとなくルールは分かっているつもりでしたが、まだ「ラグビーはルールが難しい」っていうイメージが少しあります。あと、選手同士がぶつかる音が、他のスポーツでは聞けないような音がして、一緒に行った女性社員と「萌ぇ~」ってなっていました(笑)。いい意味で暑苦しいというか泥臭いというか、そういうところが好きですね。「カッコイイ~」って思いますし、単純にもっと試合を観に行きたいとは思っていて、横浜支店に異動になって、一緒に働いている選手が試合に出る機会があれば、ぜひ見に行きたいと思っています。人事部にいた時には、同期であってもあまり交流が無かったので、同じ社員なんですけど、いちスポーツ選手という目で見ていました。それが一緒に働くようになって、「同僚を応援する」という感覚に変わって、余計に楽しみが出てきました。
金原真鈴:私は去年初めて行っただけなんですよね。それとは別に武蔵野ビール工場に行った後にグランドに練習を見に行かせてもらいました。筋トレしている様子なども見られて、「あぁこうやってトレーニングしてるんだ」と感じました。
山田ゆき子:いざ試合に応援に行くとなると、どうしてもルールが分かりにくいところがあるので、隣に解説してくれる人がいてくれたら、もっと見やすいかなと思います。人事部にもラグビー部のOBの方がいて、その方と一緒に試合に見に行った時は、「今のプレーはここが良かった」とか話が聞けて、面白いなって思いました。けど、解説を聞きながらラグビーを見るのは、ちょっとマニアックなのかな?お台場のオフィスでは、ラグビー部の方々がルール開設などを行うセミナーを開催してくれていて、それに参加させていただいたことがありますが、あぁいうのもあると良いですよね。
池田いづみ:でも、解説とか聞かないと、ゴチャっとしたプレーの時は、「今のは何?」ってなるから、解説とかがあると見やすいかもしれないですね。
金原真鈴:私の場合は、江見とか伊藤とかが、試合前に凄く宣伝に来るんですよ。身近な人の言葉って強いと思うので、それで「行ってみようかな」って思う人は多いと思います。あとは、ラグビークリニックみたいなことでも良いから、もっと選手たちと接する機会が多くあると興味を持つ人が多くなるかなって思いますね。
★♪★♪★ ゴリ女を通して楽しみたい! ★♪★♪★
池田いづみ:私の友達でサッカーが好きな子がいるんですけど、実際スタジアムに応援に行って、90分じっくりサッカーを観てるのかというと違って、みんなで同じユニフォームを着て、一緒に応援したり盛り上がったりしたいという友達が多いので、何か一体感が生まれるような、共通で身につけられるアイテムがあるといいかなって思います。
山田ゆき子:私は休日は「昼間から飲む」ということに幸せを感じるので(笑)、休日はどこかでビアガーデンやってるって聞けば行ってみたりしています。野球観戦もそうですが、デーゲームで野球観ながら昼間から飲むっていうのも楽しみなので、うちの社員は特にそうだと思うんですが、飲むことを楽しみにしている人は多いんじゃないですかね。ラグビーを見に行くってだけじゃなくて、例えば、昼間の試合でも、ビールを飲みながら観ることが楽しかったりしますよね。
池田いづみ:オクトーバーフェストとかタイ料理フェスとかに行って、昼間から飲むのが楽しかったりしますね。世界の料理が食べられるフェスとか、そういうところにはみんなで「行ってみよう」ってなることが多いので、そういう感覚でラグビー場に行けるように、スタジアムでそういうイベントをやってたらそれ目当てで行く人もいると思います。私の友達にもイベント好きな子は多いですね。
金原真鈴:女性ってやっぱり「健康」っていう言葉には弱いと思うので、例えば試合の前に料理教室をやってたりとか、選手は食事や栄養にすごく気をつけているので、食事のことを教えてもらっても嬉しいかもしれないですね。カロリーが低い食事とか料理教室とか、ラグビーとは少し離れちゃうかもしれないけど、チームの栄養士さんに色々と食事のことを教えてもらったりするセミナーがあったら行きたいなって思います。私たちもゴリ女として、どうやったらみんながラグビー場に来てくれるか、これからもっともっと考えていきたいと思います。