2015年2月13日
350
『日本選手権開幕!』
こんにちは!カメラマンの長尾亜紀です。
いよいよ、2014-2015シーズンを締めくくる最後の大会「第52回日本ラグビーフットボール選手権大会」が開幕しました。
サンゴリアスの初戦は全国大学選手権準優勝の筑波大学。
終始、冷たい雨が降りしきる中での試合となりましたが、良いリスタートが切れた試合でしたね!
この日の試合は、久々のスターティングメンバーとなった選手が多くいました。
昨シーズンのファーストステージ・NTTドコモ戦以来の公式戦出場となった仲宗根健太選手は
「久し振り過ぎたのもあり、すごく緊張して臨みました。普段はあまり緊張しないんですが、みんなが気を遣ってくれているのを感じて緊張しました(笑)。百何日も練習してきているんだから大丈夫だよって、直弥さんにも言われたりして(笑)。(試合に関しては)すごく楽しかったですけど緊張し過ぎた感がありました(笑)。もうちょっと頑張りたかったですね。」
これまで出場した公式戦は全て雨(昨年のNTTドコモ戦は試合開始直前に雨はあがったのですが、グラウンドはぐちゃぐちゃでした・・)だった仲宗根選手。
「めっちゃ、雨男って言われます。(笑)」
今シーズンのトップリーグ開幕戦、コカ・コーラ戦以来の公式戦出場となった長友泰憲選手は
「とりあえず程よい緊張感で、自分の仕事をやろうと思って試合に臨みました。(試合の入りは)もうちょっとボールをもらいたかったんですけど・・・ちょこちょこミスもあったんで。でもミスしながらも結構走れていたので、最初にしてはよかったです。」
「程よい緊張感は自分で作り出す」という長友選手。
前日は試合のイメージをしながら寝て、試合前のウォーミングアップくらいから集中して、ジャージに着替える頃には「程よい緊張感」に持っていくそうです。
今シーズンのファーストステージ、神戸製鋼戦以来の先発出場となった西川征克選手は
「(筑波大学戦は)相手は大学生だったんですけど、それは関係なくサントリーのラグビーをしようと自分の中でも思っていたので、その部分が出来たのは良かったと思います。」
日本選手権を迎えるにあたり、選手だけのミーティングが週に何度も行われているそうで
「もう一度、サントリーの強みは何かっていうのを一人一人が理解するためにも、選手だけのミーティングの数も増えましたし、その中でチームとしてもう一度見直すことが出来て、良い流れが出来ていると思います。」
次戦の神戸製鋼戦に向けて西川選手は
「2連敗しているんで・・。その最初の試合は僕自身も出て感じたことなんですが、相手の好きなラグビーをさせてしまったというのがあるので、チームとしては最初の20分でどれだけ自分たちのアグレッシブ・アタッキング・ラグビーが出来るかというのが課題になってくると思いますし、自分としては試合に出られたらどれだけエナジーを上げるプレーが出来るかということだと思います。」
ということで、いよいよ今週末に神戸製鋼との2回戦を迎えるサンゴリアス。
グラウンドへ足を運ぶと、長友選手の言う「程よい緊張感で」トレーニングが行われていました!
全体練習後も、畠山健介選手が中心となってスクラムの確認をしていました。神戸製鋼のプロップ陣は日本代表にも多く選ばれているため、お互いの癖も知り尽くしているようです。
その畠山選手に練習後「写真撮ってください!」と呼び止められ行ってみると・・・
鈴木亮大郎選手のお腹に顔が!笑
良い練習の後は、汗も笑うんだね〜!と笑顔でこの日の練習を締めくくりました。
チーム一丸となって挑む今シーズン3回目の神戸製鋼戦。
自分たちのラグビーで、今度こそ勝利を!