2013年8月 2日
306
『ラグビー普及活動』
こんにちは!カメラマンの長尾亜紀です。
ホームページでも度々報告されていますが、春のシーズンスタートから網走合宿の前までは、メンバーが交代で全国さまざまな場所にラグビークリニックなどの普及活動に出かけています。
今回は一番最近の活動で、地元・府中市の矢崎小学校での特別授業と、岩手県奥州市にて2日間にわたって開催されたラグビークリニックの様子を、番外編という形でご紹介しようと思います。
まずは矢崎小学校での特別授業。デモンストレーションで、子どもたちの頭上を選手たちがパスするボールが飛び交います。その度に大きな歓声が!
授業の後は子どもたちと一緒に給食を頂きました。体の大きな仲村慎祐選手が座ると、特に机が小さく見えます。
その仲村選手、子どもたちから絶大な人気でした!給食を食べ終わるやいなや「ジャンボー!(仲村選手の愛称)サインちょうだい!」と、この大行列!
行列を見て「すげー・・・」と写真におさめる野村直矢選手。「ラグビーをプレーしたことのない子どもたちがほとんどでしたが、今回の訪問で少しでもラグビーに興味を持ってくれたら嬉しいです。訪問した日のサントリーの練習に、子どもたちが顔を出してくれたことがとても嬉しく感謝しています。」と話していました。
続いて岩手県でのラグビークリニック。初日は高校生と女子チームを対象としたクリニックでした。ラグビーをやっている女の子はとても明るいイメージがあるのですが、そのイメージ通り東北のラガールも元気でした!アップから楽しそう。
最初は遠慮がちだった高校生でしたが、最後には積極的に佐々木隆道選手に質問をぶつける姿も。
この日のクリニックには、現在仙台勤務でサンゴリアスOBのキャン(小川真也くん)も大船渡での仕事帰りに駆けつけてくれました。
2日目は中学生と小学生を対象としたクリニック。今回も参加した選手会長・野村選手は「パワフルな東北の子どもたちとラグビーをして、自分もパワーをもらいました。子どもたちの生タックルを50~60回受けて身体が凄く痛いです(笑)。大人になっても沢山の方がラグビーを続けてくれたら嬉しく思います。」
生タックルを受けた後は、ハイパント(ボールを高く蹴り上げるキック)を蹴りまくっていた野村選手。子どもたちは本当に嬉しそうにそのボールを追いかけていました。
母校である滝沢南中学校の生徒たちと一緒に写真におさまる鈴木亮大郎選手。「今回このクリニックに参加させて頂いたことにとても感謝しています。高校生、中学生、小学生の前向きにそして貪欲に学びたいという姿勢を見て、またさらに自分自身頑張らないといけないという気持ちと、刺激を受けました。これからもっと地元である岩手県からトップリーガーが出てもらえるように僕自身が試合に出て、岩手の選手が頑張っているというところを見せられるように頑張ります。本当にありがとうございました。」
同じく東北出身の柳原瑞樹選手。クリニック後一緒にお弁当を食べた女の子たちから「みずちゃん!」と呼ばれていた柳原選手は「今回、地元である東北のラグビークリニックに参加することができ、本当に良かったです。子どもたちはみんなパワフルでラグビーが本当に好きなのが伝わってきました。僕自身ラグビーを始めたのが6歳なので、その頃の気持ちが思い出され、また初心に戻りラグビーを頑張ろうという気持ちになりました。久しぶりにスクールの恩師にも会うことができ、話ができてとても有意義な時間でした。2日間でしたが地元にこうやって関わることができて本当に良かったです。ありがとうございました。」
最後は参加した子どもたち全員が花道を作って送り出してくれました。
どの日も最初は大人しかった子どもたちでしたが、時間を追うごとに元気いっぱいに!
今回参加したメンバーも沢山のパワーをもらったようです。
そのサンゴリアスの面々は現在、網走合宿の真っ最中。
いよいよトップリーグの開幕まで1ヶ月を切りました。
今度はサンゴリアスがパワーを与える番です!
今年も気持ちの入ったプレーを見られることを楽しみに、8月30日の開幕戦を待ちたいと思います。