2012年10月12日
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『数字で見るサンゴリアスの攻撃力』
こんにちは、テレビ朝日の瀧川恵です。
ジャパンラグビートップリーグ2012-2013も第5節が終わりました。サンゴリアスは勝ち星を重ね、現在全勝でトップリーグ首位に立っています。
毎節、全試合が終わると試合に関わるいろいろな数字が集計されます。順位表、得点ランキングなどはトップリーグのホームページでもチェックすることができますね。そんな中から、高い攻撃力をもってサンゴリアスが勝ち星を重ねている証となる数字をあげてみましょう。
アグレッシブアタッキングラグビーの証! 得点数201
サンゴリアスは5試合を終えて、5勝。
トライ数 25(=125点)
ゴール数 20(=40点)
ペナルティゴール数 12(=36点)
と、ここまで合計201点をあげています。
この数は全チームにおいてどのくらいかというと・・・ダントツのトップです。次に多く得点しているのがパナソニックワイルドナイツ(リーグ5位)の181点ですから、20点もの差をつけています。昨シーズンは13試合を戦って65トライ、512点だったので、このペースでいくと昨シーズンの数字は超える計算になります。
ラグビーならではの勝ち点の数え方をご存知ですか?
もう一つサンゴリアスの攻撃力を示す証があります。それは、ここまでの勝ち点の合計。
みなさんは、トップリーグの勝ち点の数え方をご存知でしょうか?サッカーをはじめとする球技のリーグ戦などでは、勝ち「3」、引き分け「1」、負け「0」で勝ち点を数えるのが一般的です。しかし、ラグビーは全然違います!
勝ち 「4」
引き分け 「2」
負け 「0」
さらに大きく違うのが、ボーナスポイントがあること。
7点差以内で敗れた場合 「1」
勝敗に関わらず4トライ以上 「1」
サンゴリアスはこれまで5試合を戦っていますから、勝ちの4点×5試合で20点。さらに、なんとここまで全ての試合で4トライ以上を取っているので、勝ち点は最大の「25」を獲得しています。これは、2位の神戸製鋼に5点差をつけています。
こうして積み上げていく様々な部門の数字。全試合を終えたとき、どのような結果になっているのか、またそのときに分かりやすく分析してみたいと思います。
最後にもう一つ!偉大なる数字の達成も近づいていますね・・・!
通算100トライまであと「3」
第5節の近鉄ライナーズ戦でハットトリックを達成した小野澤宏時選手。今シーズン6つ目のトライでした。
今年はトップリーグ10年という節目の年ですが、実はトップリーグの第1号トライは2003年9月13日、国立競技場で行われた開幕戦(サントリーvs神戸製鋼)で小野澤選手が決めたものでした。偉大なる記録まであと「3」、Xデーがいつ訪れるのか、こちらも楽しみです。
サンゴリアスは今週末13日(土)に、名古屋市瑞穂公園ラグビー場にて、勝ち点14で6位につけ、前節では東芝ブレイブルーパスに勝利したトヨタ自動車ヴェルブリッツとの試合です。もしかしたら、小野澤選手が通算100トライを達成する歴史的な試合になるかもしれませんよ!ぜひ会場に足を運んで頂き、歴史的瞬間を生でご覧ください!!