SMILECAFE

スマイルカフェ

初心者も楽しめるラグビーコラム

2011年1月13日

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『進化しているトライ王』

先週末の秩父宮ラグビー場で、サンゴリアスの女性メンバーにと京都からのサンゴリアスファンの方が「よーじや」の油とり紙とミニタオルをくださいました。

サン女メンバーみんな感激です。どうもありがとうございます。
いつかスマイルカフェトークショーとかスマイルカフェ懇親会とか?
女性ファンのためのイベントがあったらいいのになぁと、秘かに考えております。
でも、ここで書いてしまったから秘かではなくなりましたねー。
考えてくれないかなー?
 
さて、トップリーグ最終節は東芝に負けてしまいましたが、プレーオフがあります。
プレーオフで東芝に勝って頂点に行きたいですね。
最終節ということで各賞も決まりました。サンゴリアスからは2年連続で小野澤 宏時(おのざわひろとき)選手がトライ王です。
「チームが負けてしまったからひとり喜ぶわけにはいかない」と、この日はご自宅で奥様に「トライ王獲ったよー」と報告しただけだそうです。
毎年狙っているトライ王ではあるけれど今年は特にアグレッシング アタッキングラグビーを掲げていたので絶対に獲ろうと強く思っていたそう。
 
それにしても小野澤選手、1978年3月生まれの32歳。
スピード勝負の競技・ポジションだと普通だとどうしても劣っていく年齢です。
なのに、進化しているように感じるのは私だけではないはず。
どうしてなんでしょう?

「年齢は気にしたことはないです。新田さん(新田コーチ)もいるし、今年は杉本さんもいらしてスピードトレーニングの強化もできたし、JP(John Pryorフィットネスアドバイザー)もたくさん見てくれるし。
ラグビーという競技はチームプレーだけれど、そのチームプレーを全うするには個人がしっかり準備をしなくてはいけなくて、その準備をしっかりしているだけです。
今年はクリーンのほかにスナッチなんかも指導してもらって始めて、それがちゃんと活きているのを実感しているんです。試合していても、『あ、いつもより反応できているのは あのトレーニングのおかげだな』みたいな。だからトレーニングも楽しくて。」

 
そんなわけで、今年のトレーニング法は小野澤選手にテキメンだったようです。
もともとクリーンの重量もすごい小野澤選手、さらに重さもアップしているんですって。
(クリーンとかスナッチとか言われても女性だとピンときませんよね。今度書きますね)
ちなみに、小野澤選手は食事もストイックだとよく言われるのですが、自分でコントロールしてストイックになっているのではなくて、たまたま自分の好みの食スタイルが結果的にそうなっているだけだそうですよ。
「子供の前で見本になる食べ方をしよう」
という親心もあるとか。
 
 
神戸製鋼・大畑選手についても伺いましたが、長くなってしまうので今回のスマイルカフェはひとまずこれでおしまいです。またあらためて。
 
「次に東芝と戦うときには新しいことをするのではなくて、やってきたことの成熟さが大事だと思っています。応援よろしくお願いします。」
プレーオフでも小野澤選手のトライに期待しましょう!
 
 
最後におまけの写真。直人さんがスクラム指導にグラウンドへ来てくれました。

フリーアナウンサー 青木 真麻

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