先週末の三洋電機戦、多くのファンの方が秩父宮ラグビー場に足を運ばれたのでは？遠方の方もこの試合はとても気になっていた方が多いと思います。
 
実際、試合前の観客席の雰囲気もいつもよりも熱く燃えているように感じました。

ここ数年の戦績から見るともちろん三洋は強敵。ただ、竹本キャプテンが言うには試合前に「三洋戦だから」という特別な意識や雰囲気はチームみんなの中にはなかったそうです。
小手先でどうこうしても仕方がないから、自分たちのプレースタイルを貫き通すだけ。そう思って戦ったそうですよ。

前半が終わって15-0で三洋リードのこの結果、みなさんどう思いましたか？
エディー監督は前半風下を選んでいたので、20点差までは問題ないと試合前に言っていたそうです。そして、みなさんご存知の通り、今年のサンゴリアスはとにかく走って走って走るトレーニングを積み、トップリーグで一番の体力を誇ります。またその自負がチームみんなにもあるわけです。ですから、「15-0なら問題ない」と竹本キャプテンは思っていたそうですし、ハーフタイムに焦るような雰囲気も一切なかったそうです。
 
そして見事に逆転、感動の勝利となりました。「みんなを信じてよかった！」と思った試合でしたし、私はスマイルカフェを書いて5シーズン目ですが、この5年で最も印象に残る試合のひとつになるかもしれないと思うほど感動しました。
Twitterで、「観客席では泣いている人も結構いましたよ」とサンゴリアスファンの方が教えてくれましたよ。あぁよかったなぁ！
 
といってもまだ試合は続くのでいつまでも余韻に浸ってはいられません。今週末も快勝を期待したいですね。
 
三洋戦では平　浩二（たいらこうじ）選手がマン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。

勝てた理由はやはり「相手に合わせなかった＝自分たちのラグビーが出来たこと」だと言っていましたよ。平選手は、三洋戦はリードされているときでも「楽しい」と思うほど気持ちが高ぶるそうです。「しんどくても、お互い成長している感覚というか・・・」と。
そして、あのかっこいいトライシーンはあまり覚えていないそうですが、トゥシとライアンのサインプレーを見て自分が走りこもうとトップスピードで行った狙い通りのトライだったそうです。盛り上がりましたよね～！そんな平選手からメッセージです。
「1位も見えてきましたし、また絶対に負けられない試合が続くので引き続き応援よろしくお願いします。」
 
選手、スタッフ、ファンのみなさん、全員で頂点目指しましょう！