2016年10月28日
ジャパンラグビートップリーグ 第9節 vsクボタスピアーズ戦の見どころ!
いつもサンゴリアスへの温かいご声援ありがとうございます。
今週末10月30日(日)、ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第9節「サントリーサンゴリアスvsクボタスピアーズ」戦が東京都・駒沢陸上競技場で開催されます。サンゴリアスは開幕から8連勝で勝ち点37の2位、第8節終了時点で首位のヤマハ発動機との勝ち点差は1に縮まり、いよいよ射程圏内としました。
■第8節終了時点ランキング
1位:ヤマハ発動機 (8勝0敗)勝ち点38
2位:サントリー (8勝0敗)勝ち点37
3位:神戸製鋼 (7勝1敗)勝ち点33
4位:パナソニック (6勝2敗)勝ち点29
5位:トヨタ自動車 (5勝3敗)勝ち点25
6位:NTTコム (5勝3敗)勝ち点22
7位:サニックス (5勝3敗)勝ち点21
8位:東芝 (4勝4敗)勝ち点20
9位:リコー (4勝4敗)勝ち点18
10位:クボタ (3勝1分4敗)勝ち点15
11位:近鉄 (2勝6敗)勝ち点12
12位:NEC (2勝1分5敗)勝ち点11
13位:キヤノン (2勝6敗)勝ち点10
14位:コカ・コーラ (1勝7敗)勝ち点8
15位:豊田自動織機 (1勝7敗)勝ち点6
16位:ホンダ (0勝8敗)勝ち点2
11月のウインドウマンス前最後のゲームとなる今週末の第9節。ウインドウマンスでの更なるチーム強化期間に良い状態で入っていくためにも、前半戦の締めくくりとして重要な一戦となります。前節の豊田自動織機戦では、試合開始直後にPGで先制点を与えたものの、その後立て続けに3トライを奪いサントリーらしいテンポの良いアタックで試合の主導権を握ります。しかし、その後しばらくゲームテンポを停滞させると、細かいミスやペナルティーもあり、あっという間に2トライを献上。前半を19-15とわずか4点のリードとしてハーフタイムを迎えました。
これまでのゲームでも、80分間集中力を切らさず、ゲームを支配し続けることが出来ず、ミスやペナルティーでゲームテンポを悪くしてしまう場面もあった中、この試合でも前半に同じ課題が出てしまいました。しかし、ハーフタイムで修正点を確認し、後半に入ると再びサントリーのテンポでゲームを進め、後半は40分間ほぼサントリーのペースで5トライを奪取。相手をノースコアに押さえ、52-15のリードでノーサイド。ボーナスポイントも獲得し、勝ち点を37に伸ばしました。
試合毎に成長を続けるサンゴリアスですが、チームとして描くチャンピオンチーム像にはまだまだ道半ば。今週のゲームは前半戦の集大成として、勝利のみならず、サントリーが目指すラグビーを展開し、ウインドウマンスでのチーム強化に向けて、良い状態で折り返し地点を迎えたいと思います。リーグ前半戦9試合の中でもベストゲームと言えるような試合で勝利を掴み取りたいと思います。
先週、同会場での第2試合に登場した首位のヤマハ発動機が勝利したものの勝ち点4の獲得に留まり、勝ち点差を1に縮めて迎える今週末の第9節。ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第9節のサンゴリアスの登録メンバー23名が発表されました。
フロントローの先発、リザーブともに前節と変更無く、PR#1石原慎太郎、HO#2青木佑輔、PR#3畠山健介、リザーブにHO#16中村駿太、PR#17森川由起乙、PR18須藤元樹となりました。前節の試合でも、スクラムでは優位に立ち、試合の主導権を握りたいサントリーにとって、セットプレーの安定のという面で大きく貢献しました。しかし、前がかりになったスクラムでアーリープッシュや不用意なペナルティーを取られる場面などもあり、若干の課題も残りました。試合終盤の敵陣ゴール前スクラムを押し込んでのトライシーンは、スタンドを沸かせ、この日のゲームを象徴する場面のひとつともなりました。今週のゲームでもしっかりと組み勝ち、チームに勢いをもたらせてくれる活躍を期待しましょう。
ロック陣の先発も変わらずLO#4ジョー・ウィーラーとLO#5真壁伸弥のコンビ。バックローはFL#6ツイヘンドリック、FL#7西川征克、NO.8ジョージ・スミスが先発となります。リザーブはLO#19篠塚公史と、今シーズン初登場となるFL/No.8#20小澤直輝がメンバー入りとなりました。ここ数試合、課題として目立つメンバー交代後のラインアウトの連携の乱れや、大事な場面での連続ミスなど、課題は残ります。数値として示される「ラインアウト成功率」を100%に近づけるのはもちろんのこと、その後の展開に有効なハイクオリティーなボールを出すことにこだわっていかなければいけない部分、今週の試合でも高い目標にチャレンジして欲しい部分です。
ハーフバックスはSH#9流大、SO#10小野晃征のコンビが先発。リザーブにSH#21日和佐篤が待ち構えます。ここまで全試合先発し好調を維持する小野晃征。パスとキックを織り交ぜたプレー選択、自ら突破を仕掛けるプレー、どの試合を見てもサンゴリアスの心臓部として大きな貢献をしています。グラウンド内にとどまらず、グラウンド外でもチームの中心メンバーとして大きな役割を担う司令塔。今週のゲームでもダイナミックなプレーと、冷静な選択から繰り出されるアタックに注目です。
スリークウォーターバックスはWTB#11竹下祥平、CTB#12中村亮土、CTB#13ナイジェル・アーウォン、WTB#中靍隆彰、FB#15松島幸太朗が先発。リザーブにCTB#22デレック・カーペンター、FB#23有賀剛が2試合連続のメンバー入りとなりました。前節では4トライを奪いトップリーグトライランキングでも1位にランクしたウイングの中靍隆彰。一瞬の加速力と圧倒的なスピードで今週もトライを取ってほしい選手の1人です。サントリーのテンポでボールが展開され両ウイングが仕留める。こんなシーンが今週末のゲームでも何度見られるか、楽しみな部分です。
ウインドウマンス前最後となる今週末の試合で勝利すれば開幕から無傷の9連勝となります。節目となるゲームで思う存分サントリーのラグビーを展開し、良いゲーム、良い手応えを掴んでウインドウマンスを迎えたいと思います。たくさんのご声援、宜しくお願いいたします。
■ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第8節
サントリーサンゴリアス vs クボタスピアーズ
2016年10月30日(日) 13:00キックオフ
東京都・駒沢陸上競技場
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