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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2016年10月13日

ジャパンラグビートップリーグ 第7節 vsNECグリーンロケッツ戦の見どころ!

いつもサンゴリアスへの温かいご声援ありがとうございます。
 
 
今週末10月15日(土)、ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第7節「NECグリーンロケッツvsサントリーサンゴリアス」戦が千葉県・柏の葉公園総合競技場で開催されます。サンゴリアスは開幕から6連勝で勝ち点27、第6節終了時点で首位のヤマハ発動機を勝ち点2差で追う2位につけています。全勝は現時点でヤマハ発動機とサントリーの2チーム、3位の神戸製鋼が5勝1敗、以降は4勝2敗で4位パナソニック、5位トヨタ自動車、6位東芝、7位NTTコム、8位宗像サニックスという順位です。
 

サンゴリアスにとって久々の長崎でのゲームとなったこの試合。試合開始前から不安定な空模様で、時折激しい雨が降ったり止んだりする難しいコンディションの中、サニックスのキックオフではじまりました。一時おさまっていた雨もキックオフとほぼ同時に激しく降りはじめ、グラウンドは田んぼの様なコンディションに様変わり。ハンドリングも難しく、濡れて重い芝生に足を取られるシーンも目立つ中、序盤から安定したスクラムで完全に優勢に立ったサンゴリアスが、やや押し気味でゲームを進めます。
 

しかし、レフリングの解釈の相違やミスなどの不運も続き、なかなか優勢な状況をスコアに反映させることが出来ず、自ら難しいゲームに持ち込んでしまったサントリーでしたが、徐々に落ち着きを取り戻し、18分にようやくの先制トライ。ここから一気にゲームテンポをあげてトライを重ねていきたいところでしたが、サニックスにPGを返され5-3と点差を詰められ、ロースコアのまま時間だけが経過していきました。
 

やっと追加点を加えられたのは、前半33分。敵陣ゴール前で試合開始から優位にたち続けたスクラムを押し込むとそのままインゴールで押さえてトライ。さらに前半ラストプレーのホーンが鳴った後のスクラムからもアタックを仕掛け、松島幸太朗が得意のステップで切り込み、ラックから再びボールを受けた松島がインゴールに飛び込んでトライ。19-3のリードで前半を終えました。

後半に入ると、徐々にペースを上げるサントリーが前半以上に試合の主導権を握り3トライを追加。41-8のリードで開幕6連勝を掴みました。MOMにはこの日3トライをあげた中靍隆彰が選ばれました。
 
 
ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第7節のサンゴリアスの登録メンバー23名が発表されました。
 
 
フロントローの先発はPR#1石原慎太郎、HO#2青木佑輔、PR#3畠山健介。リザーブはHO#16中村駿太、PR#17森川由起乙、PR18須藤元樹となりました。前節優位に立ったスクラムで試合の主導権を握ったように、今週のゲームでもアタックの基点となるスクラムはもちろん、フィールドプレーでの運動量においてもチームに貢献する活躍が求められます。

ロックの先発はLO#4ジョー・ウィーラーと、前節は急遽欠場したLO#5真壁伸弥のコンビ。バックローはFL#6ツイヘンドリック、FL#7西川征克、NO.8竹本隼太郎のラインアップとなり前節から変更はありません。リザーブも同じくLO#19篠塚公史、FL/No.8#20大島佐利が入ります。前節は天候の影響もあり、大事な場面でミスも出たラインアウト。テンポの良いアタックを仕掛けたいサンゴリアスにとって、生命線でもあるセットプレーで優位に立てるかが、この試合もカギになります。

 
ハーフバックスは開幕から5戦連続で先発していたキャプテンSH#9流大が再びスタメンに戻り、SO#10小野晃征とのコンビでタクトを振ります。前節は先発し、前半からハイテンポでボールを捌いたSH#21日和佐篤はリザーブからの登場となります。

スリークウォーターバックスはWTB#11竹下祥平、CTB#12中村亮土、CTB#13ナイジェル・アーウォン、WTB#中靍隆彰、FB#15松島幸太朗が先発。リザーブにCTB#22デレック・カーペンター、WTB#23塚本健太が入り、前節から変更無しとなります。前節ハットトリックをあげた中靍隆彰は好調をキープ、今週もスピードに乗った突破でチームの勝利に貢献してくれることと思います。コンディションが徐々に上がってきていたナイジェル・アーウォンも、前節は不運があり前半開始早々に交代を余儀なくされましたが、今週は元気に登場。2試合分の活躍を期待しましょう。

ここまで2勝4敗と苦杯をなめているNECグリーンロケッツですが、チームのポテンシャルは高く、決して油断できる相手ではありません。ハーフ団には日本代表、サンウルブズでも活躍する茂野&田村のコンビも擁し、フォワードにも強い選手揃えます。サンゴリアスは自らにフォーカスし、自分たちの形、自分たちのゲームテンポで試合を進められるかがポイントとなります。セットプレーで優位に立ち、グラウンドのどこからでもアタックを仕掛ける攻撃的なラグビーを展開し、勝利を掴み取りたいと思います。ご声援宜しくお願いします。
 

 
■ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第7節
NECグリーンロケッツ vs サントリーサンゴリアス
2016年10月15日(土) 13:00キックオフ
千葉県・柏の葉公園総合競技場
※サンゴリアスのファンサービス情報はこちら

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