CLUB HOUSE

クラブハウス

サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2015年9月 3日

プレシーズンリーグ 第1戦 vs近鉄ライナーズ戦の見どころ!

いつもサンゴリアスへの暖かいご声援ありがとうございます。
 
いよいよ今週末からプレシーズンリーグが開幕します。ご存知の通り、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会に向け、日本代表は今週月曜日に渡英。サンゴリアスからは6名(畠山、真壁、ツイ、日和佐、小野、松島)の選手が日本代表として参加しています。また、南アフリカ代表にスカルク・バーガーとフーリー・デュプレア、サモア代表にトゥシ・ピシが選出されており、同じくワールドカップに向けイングランド入りします。サンゴリアスは9名の選手がチームを離れる中で戦うプレシーズンリーグ。各チーム代表選手を欠く条件は同じ中、激しい争いが予想されます。
 

プレシーズンリーグは4つのグループに分けて予選プールを戦います。サンゴリアスはヤマハ発動機ジュビロ、近鉄ライナーズ、コカコーラレッドスパークスと同じプールBに入り、3試合を行いプール1位を目指します。その後、各プール同順位の4チームごとにトーナメント戦が行われ、1位~4位、5位~8位、9位~12位、13位~16位の順位決定トーナメントがそれぞれ行われる形式です。
 
プレシーズンリーグ第1戦vs近鉄ライナーズ戦の登録メンバー23名が発表になりました。春シーズンのトレーニングマッチでは多くの選手に出場機会が与えられ、それぞれがこの開幕戦でのメンバー入りに向けてアピールしてきましたが、開幕戦のメンバー入りを果たした23名はチームの代表としてサンゴリアスのラグビーをグラウンドで体現してくれることと思います。今シーズンもチームのスタイル「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」は変わらず、どこからでもリスクを恐れず貪欲に攻め続けるスタイルを目指します。今シーズンのスローガン“TOUGH”にあるように、80分間タフに攻め続けるスタイルで勝利を目指します。

フロントローで先発するのは、#1森川由起乙、#2小澤直輝、#3垣永真之介。森川と小澤に関しては春からチームで活動し、トレーニングマッチでのプレーが認められてメンバー入りを掴んだ一方、垣永は4月から日本代表スコッドとして活動しておりましたが、残念ながら31名の最終メンバーからは漏れ、バックアップメンバーとなりチームに合流しました。スクラムやセットプレーにおいて、どれだけ連携が取れるか、短い時間での意思統一とコミュニケーションがポイントになってくると思います。
 

バックファイブは#4リシュケシュ・ペンゼ、#5辻本雄起、#6佐々木隆道、#7仲宗根健太、#8西川征克の5選手がメンバー入り。春から長い時間を一緒にプレーして来たメンバーで、コミュニケーションは十分。サンゴリアスのアタッキングラグビーをする上で、重要な機動力となるフォワードとして、それぞれの役割が求められます。リザーブのメンバーも含め、ベテランと若手がバランスよく持ち味を出しながら、試合の主導権を握れるかがカギになります。
 

ハーフ団は好調の#9芦田一顕と#10阪本圭輔。春シーズンから多くの時間をプレーし、大きく成長した実感を本人たちが一番感じていることと思います。物怖じすることなく、それぞれの役割を淡々とこなしてゲームメイクする度胸が試されますが、自信を持ってゲームに臨んで欲しいと思います。さらにSHリザーブの流大は帝京大学6連覇の主将としても注目度は高く、途中出場の際には社会人になっていっそう成長した姿を見せられるか、注目の選手の1人です。

 
バックスは#11塚本健太、#12中村亮土、#13村田大志、#14長友泰憲、#15竹下祥平。こちらも春のトレーニングマッチから多くの時間をプレーしてきた選手が選ばれました。しかし、代表選手不在の中でも比較的選手層の厚いバックスは、リザーブの江見翔太、宮本啓希をはじめ、今回メンバー入りは出来なかったメンバーも来週の試合でのメンバー入りを虎視眈々と狙っています。チーム内での良い競争がバックス全体のレベルアップにつながる好循環が更に高まるよう、今週のメンバーには高いパフォーマンスに期待したいところです。

 
開幕戦はアウェーの大阪・ヤンマースタジアム長居での開催です。関西地域にお住まいのファンの皆様をはじめ、多くの方々に新しいサンゴリアスの雄姿を見に来ていただければと思います。ご声援宜しくお願いします!
 
■ジャパンラグビートップリーグ2015プレシーズンリーグ 第1戦
近鉄ライナーズvs サントリーサンゴリアス
2015年9月5(土) 16:40キックオフ
大阪府・ヤンマースタジアム長居

一覧へ