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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2015年10月 5日

プレシーズンリーグカップトーナメント決勝 vs神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦の見どころ!その1

いつもサンゴリアスへの暖かいご声援ありがとうございます。
 
ラグビーワールドカップ2015イングランド大会では日本代表が史上初の2勝を挙げ、国内でも大きな盛り上げを見せているラグビー界。日本代表のメンバーは所属する各トップリーグのチームから抜けてイングランドで戦っている中、トップリーグはプレシーズンリーグが行われており、いよいよ今週末の10月11日(日)に東京・秩父宮ラグビー場で決勝戦を迎えます。決勝の対戦カードは予選プールBを3戦全勝で1位通過し、準決勝で東芝ブレイブルーパスを劇的な逆転勝利で破ったサントリーサンゴリアスと、プールCから1位で勝ち上がってきた神戸製鋼コベルコスティーラーズの対戦となりました。

 
サンゴリアスは日本代表6選手(畠山健介、真壁伸弥、ツイヘンドリック、日和佐篤、小野晃征、松島幸太朗)、南アフリカ代表2選手(スカルク・バーガー、フーリー・デュプレア)、サモア代表1選手(トゥシ・ピシ)の9選手と多くのメンバーがチームを離れる中、残ったメンバーがチームの底力を発揮しここまで4連勝で決勝に駒を進めました。対するコベルコスティーラーズも、日本代表に4名を輩出している中で、インパクトのある外国人選手の強さを活かしながら、チームの総合力の高さを示しています。

 
今シーズンンサンゴリアスとコベルコスティーラーズとの対戦は、8月の網走合宿での1試合。結果は0-63の大敗。点差の通り、80分間ペースを掴めずサンゴリアスのアタッキングラグビーすら出来ない苦い敗戦でした。しかし、この大敗を受けて選手がもう一度原点に立ち返り、「1人がすべきこと」、「チームとしてやるべきこと」、何より「サンゴリアスのこだわりは何なのか」を再確認し、この敗戦を活かす形でチームは成長を加速させました。

 
ここまでプレシーズンリーグに入って好調のサンゴリアスですが、間違いなく今シーズンの1つ目のターニングポイントとなった網走合宿でのコベルコスティーラーズ戦の敗戦。「このゲームのリベンジマッチが願ってもない“決勝”という舞台で叶ったことに感謝したい」と準決勝の試合後に村田大志バイスキャプテンが語っていたように、この試合で自分たちがどれだけ成長してきたかを試す場として、チーム一丸となって今シーズン最初のタイトルを獲りにいきたいと思います。

 
日本代表の躍進で日本中がラグビーに注目し、視線がイングランドに向けられていますが、日本代表選手として戦う彼らの原点はトップリーグにあります。4年後の2019年にはワールドカップが日本にやってくる中、今のこの盛り上がりを国内最高峰リーグであるトップリーグにつなげ、日本中にラグビーファンが増えて欲しいと思います。ワールドカップに参加している日本代表選手はわずか31選手。トップリーグでプレーする外国人選手にも、ギリギリで各国代表のメンバーに入れなかった選手も多くいます。現在国内リーグを戦っている選手全員が日本代表に刺激を受けながら戦うプレシーズンリーグ。少なからず、日本代表選手がワールドカップから帰ってきた後に開幕するレギュラーシーズンでも、多くの選手が彼らと遜色ない活躍を見せるはずです。今週末行われる決勝はまさに国内ラグビーの頂点を決める試合。ワールドカップに負けない戦いが行われることは間違いありません。

 
サンゴリアスファン、神戸製鋼ファンの方だけではなく、今回のワールドカップを期に初めてラグビーに興味を持った方など、多くの方にご来場頂き、満員の秩父宮ラグビー場で決勝戦を迎えられたらと思います。多くの皆様のご来場をお待ちしています。

■2015プレシーズンリーグ カップトーナメント 決勝
サントリーサンゴリアスvs 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
2015年10月11日(日) 14:00キックオフ
東京都・秩父宮ラグビー場
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