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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2015年9月10日

プレシーズンリーグ第2戦 vsヤマハ発動機ジュビロ戦の見どころ!

いつもサンゴリアスへの暖かいご声援ありがとうございます。
 

先週末に開幕した2015プレシーズンリーグ。サンゴリアスは初戦の近鉄ライナーズ戦に20-16で勝利し勝ち点4を獲得しプールB2位となり、今週末の第2戦ヤマハ発動機ジュビロ戦を迎えます。開幕戦をコカコーラレッドスパークスと戦ったヤマハ発動機ジュビロは41-5で完勝し勝ち点5でプールB首位。第1節の最多スコア、最少失点で勝利し、チームの好調さを示しています。
 

サンゴリアスとヤマハの対戦は、メディアの報道を含め「因縁対決」などと表現されますが、サンゴリアスOBで開幕戦に10番で先発出場した曽我部佳憲選手は5つのゴールキックと2つのペナルティーゴールで16得点をあげる活躍。さらに11番で出場したハビリ・ロッキー選手も、前半にトライを決める活躍で勝利に貢献しています。そして何より、ヤマハの清宮克幸監督と長谷川慎FWコーチはサンゴリアスを知り尽くしたOB。教え子も未だ多くチームに残っている中で、どんなゲームプランでこの試合に臨んでくるのか、大きな注目が集まります。試合後の山岡コーチと長谷川コーチのスクラム談義がどうなるのか、こちらも楽しみの一つです。
 

プレシーズンリーグ第2戦vsヤマハ発動機ジュビロ戦の登録メンバー23名が発表になりました。直近の対戦はみなさんご存知の昨シーズンの日本選手権ファイナルに遡ります。トップリーグでプレーオフ進出を逃したサンゴリアスは、ワイルドカードトーナメントからチームの結束を高め、アグレッシブ・アタッキング・ラグビーを遂行。快勝を続け日本選手権決勝の舞台に漕ぎ着けましたが、決勝の舞台では終始ヤマハペースの試合展開を崩すことが出来ず、ノートライでの完敗。悔しいシーズンオフ過ごしました。この悔しさをチームの原動力に変えて臨む今シーズン。早速リベンジを果たす舞台がやってきました。チーム一丸となってヤマハ発動機ジュビロにチャレンジしたいと思います。
 

フロントローでは先週トップリーグデビューを飾ったPR#1森川由起乙が2戦連続のスタメン。先週はリザーブからトップリーグデビューを果たしたフッカーの北出卓也はスタメンでの登場となります。PR#3は2年目の垣永真之介が2戦連続先発となり、非常に若いフロントローでヤマハの強力スクラムに対抗します。スクラムとラインアウトなどのセットプレーはサンゴリアスのアタッキングラグビーをする上で非常に重要なポイントになります。セットプレーの安定はこの試合を左右する重要な見どころのひとつです。
 

フォードバックファイブは第1戦のメンバーと変わらず。特に前半の課題として残ったブレイクダウンでのディシプリンとファイトのバランスの部分で修正したパフォーマンスが求められます。ブレイクダウンでの圧力はサンゴリアスのアタッキングラグビーを展開する上で生命線となるキーポイントになるので、ここでヤマハ相手に圧倒できるかが重要なポイントになります。
 

ハーフ団はSH#9芦田一顕とSO#10竹本竜太郎のコンビになりました。竹本竜太郎は今シーズン初登場。昨シーズンは長らくリハビリが続く苦いシーズンとなりましたが、ようやくトップリーグのグラウンドに立つ機会が巡って来ました。いろいろな想いを噛み締めて10番のジャージを着てプレーすることになる竹本竜太郎選手のゲームコントロールに注目です。
 

バックスでは第1戦でリザーブから途中出場でトップリーグデビューを飾ったWTB#11江見翔太が今週はスタメンで登場。昨シーズンチームに加入し、サテライトリーグや練習試合では幾度となくダイナミックなランを見せてきた江見ですが、選手の試合でも何度か力強く下インするプレーを見せてくれました。「ボールを持ったら何かしてくれる」という期待感のある若手の成長株。今週の試合でも思い切ったプレーに期待したいところです。
 

リザーブのメンバーも含め、チームの総力戦が予想される昨季ファイナルのカード。まずはメンタル、気持ちの部分でヤマハを上回ることが重要です。昨シーズンの悔しさは誰一人忘れていません、その想いを1つ1つのプレーで体現出来れば、おのずと勝利は付いてくるものと想います。アウェーヤマハスタジアムでのゲームとなりますが、多くのご声援でチームの後押しを宜しくお願いします!
 

Posted by サントリーサンゴリアス on 2015年9月10日
 
 
■ジャパンラグビートップリーグ2015プレシーズンリーグ 第2戦
ヤマハ発動機ジュビロvs サントリーサンゴリアス
2015年9月12(土) 18:00キックオフ
静岡県・ヤマハスタジアム

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