2015年7月10日
須藤惇アナリストのレフリーアカデミー研修 in ニュージーランドレポートその3!
皆さんこんにちは!アナリストの須藤です。
ニュージーランド滞在3日目から、怒涛のレフリーラッシュでした!
具体的に何を担当したかというと・・・、
■Div1.B
・Leamington vs Te Rapa
■Gwynne Shield
・Morrinsville vs Hamilton Wasps
・Tritons vs North Waikato
・Te Awamutu vs Morrinsville
・Cambridge vs Matamata
・Hamilton Wasps vs Te Awamutu
・Morrinsville vs Matamata
と、たくさんのゲームを担当させてもらうことが出来ました。
一番上にある、「Div1.B Leamington v Te Rapa」はクラブチームのゲーム。
反則スレスレのプレーがたくさんあり、少しでも気を抜くとあっという間にゲームに飲み込まれてしまうような感覚を持ちながらレフリーをしました。
ニュージーランドでは、ボールの争奪局面がとてもフィジカルで、少しも目を離すことが出来ません。日本で教わってきたことを、ニュージーランドラグビーに合うように調整しなければいけませんでした。
そして7/5からは、Gwynne Shield!これは、13歳以下の子どもたちの大会です。
これを、多い日には1日2試合、レフリーをしました。
13歳以下といっても、非常にタフなゲームが多く、担当したゲームの内2試合は、7点差の接戦。1試合は、ノーサイドの瞬間まで行方が分からないゲームでした。
このGwynne Shieldにおいて特徴的に感じたのは、「Sportsmanship Point」という制度。ゲーム終了後、レフリーがそれぞれの担当チームに「5,4,2,1」の4段階でスコアをつけていきます。最終日には、最も点数が高かったチームにトロフィーが授与されるとのこと。また、各チームがそれぞれスコアを本部に提出するのですが、そのカードにも「相手のスポーツマンシップがよかったプレーヤー、3名書いて」という欄があり、フェアにプレーすることを、大会全体として求めていました。
また、毎朝マネージャーミーティングがありましたが、怪我や危険なプレーに対しても強い姿勢を出していました。怪我については、「多分大丈夫、は、ダメなんだ。やらせてはいけない」ということを毎回言ってましたし、危険なプレーに対しても、ニュージーランドの独自ルールで「顔面へのハンドオフ禁止」「胸のライン以上のタックル禁止」など子どもを守るための工夫がたくさんありました。
それでは、帝京大学戦に合わせて、これから日本へ戻ります。
府中でお会いしましょう!
ありがとうございました!