2014年10月 7日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #175 “特別編”『コイントス その7』
サンゴリアスラグビー大辞典“特別編”として、試合の日に起こるシーンやシチュエーションを選手が紹介します。試合前後を含めた場面場面を、選手たちならではの経験と感覚をもとに解説していきます。
「コイントス」その7(解説:真壁 伸弥)
2冠を取ったシーズンは、コイントスも全勝とはいかなかったですが、すべて思惑通りにいきました。コイントスにもほとんど負けていなくて確か1回負けましたが、その時も結果的には自分たちが取りたい陣地を取れました。運を持っているんでしょうか。
とにかくコイントスにはだいたい勝っています。2年前に限らず、去年もほぼ勝っています。今年のプレシーズンの試合でも、2試合とも勝っています。運が強いのかもしれません。僕はコインを右手で飛ばしますが、飛ばすのは得意です。結構コインを高く飛ばします。
実はコイントスでは、自分が思った方の逆を言うと当たります(笑)。「表かな?」と思ったら、投げている間に、口では「裏!」って言います。そうしたら当たるんです(笑)。
つまり勘はまったく当たらないんですが、それが分かっているだけに逆に言う訳です。それで連勝です。いつも勝つのでヒューイコーチはいつもロッカーに戻って結果を伝えると、「またね!すごいね!」と言ってビックリしています。
<了>