2014年6月 3日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #161『アンプレアブル』
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「アンプレアブル」(解説:鈴木 亮大郎)
ラックやモールになって、ボールを持っている選手が相手に絡まれて、どちらのボールかわからなくなるという状況で起こります。そういう状況になった時に、レフェリーが「アンプレアブル」をコールし、ボールを所持していた方のボールでスクラムでプレーを再開します。
ボールをキックした時に、キックをされた相手がキャッチした後に起こった場合には、キックした側が絡んできても、キャッチした方のマイボールになります。どちらかのチームに意図があってアンプレアブルが起きる訳ではなく、たまたま絡んでしまって、絡んだ状態で選手たちが倒れて、それでプレーが続かなくなるという状態です。そんなに数多いプレーではなく、あっても1試合に1~2回程度あるかないかだと思います。