2014年5月 1日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #156『ターンオーバー』
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「ターンオーバー」(解説:ジョージ スミス/2011-2014在籍)
「ターンオーバー」と言えば「ジャッカル」というプレーが思い浮かぶと思いますが、「ジャッカル」は、試合の流れを変えるプレーです。相手チームからボールを奪って、形勢を逆転させるプレー。相手を攻撃からディフェンスに変えさせるという技ですね。僕自身が「ジャッカル」と呼ばれていた訳ですが、随分前からそう呼ばれていたので、そう呼ばれることには慣れました。
僕は負けず嫌いですが、負けず嫌いだから「ジャッカル」が得意なのかと聞かれれば、「ジャッカル」はそれだけでは出来ません。ボールに集中する、ボールの動きを見る、ということがいちばん重要だと思います。そして身体をちゃんとしたポジションに持っていくことです。テクニックも必要ですが、身体の位置が特に大切だと思います。どこに入るか、自分をどこに持っていくか、そういう身体の捉え方というものが大事だと思っています。
サントリーではスキルセッションという形でミーティングを行っていて、その時にサントリーのみんなには「ジャッカル」のポイントを伝えました。どこのポジションに入ったら良いかを示し、いろいろとチームのみんなで話し合いました。そうやって大事なことを伝えることが出来たと思います。