2014年4月29日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #155『オフザゲート』
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「オフザゲート」(解説:西川 征克)
ラックなどのポイントが成立した際に、攻撃している方向を向いて真っ直ぐに入らずに、横や斜めからそのポイントに入ってしまった場合に取られる反則です。体の向きが真っ直ぐでも、入っている位置が横であれば、この反則を取られます。
試合中、比較的よくある反則です。減らすためには、後ろから真っ直ぐ入るということを意識する意外ありません。ただ後ろに回るということは、時間がそれだけかかる訳ですから、その余裕がない時、例えばディフェンスにゲインラインを返されてしまって、みんなが戻り切らずに入ってしまう場合に起こりします。
ですので、1人目が相手に勝つことが、まず重要なポイントだと思います。押されている時に多い反則なので、それを防ぐには相手に勝って後ろに下がらないことが前提になると思います。ポイントをいかに前に作るか。そしてさらに「帰る」という意識と、「真っ直ぐに」という意識を持つこと、これがこの反則を防ぐポイントだと思います。「ショートカットせずに、しっかりと戻ってから真っ直ぐゲートに入りましょう」ということです。