2014年3月27日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #146『ハンド』
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「ハンド」(解説:芦田 一顕)
ラックの中で手を使ってしまう反則のことです。例えばタックルが成立した後にディフェンス側とオフェンス側の選手が組み合って、ラックが成立しているのに、タックルされた選手とは別のオフェンスの選手が手を使ってボールを動かしてしまうプレーですね。見えないところでハンドをやられることもありますが、スクラムハーフからはよく見えます(笑)。
しっかり立った状態であれば、もちろんハンドにはなりません。スクラムハーフはしっかりと立って、ラックから手を使ってボールを出して、パスします。ハンドは、意識すれば、絶対にしない反則だと思います。逆に言えば、ほとんどが故意に行っている反則ですね。反則したら、相手側のペナルティキックになります。