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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2014年2月27日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #138『タップ』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 
 
「タップ」(解説:芦田 一顕)
 
 
相手のペナルティの後、クイックで攻めるときに、主にスクラムハーフがボールを持って、足にボールを当てるように蹴る、そのプレーを言います。持っているボールが足に触ればいいということではなくて、一瞬でもボールを手から離して、蹴って浮かせて取る、というふうにしないと反則になって、相手ボールのスクラムになります。
 
スピードだけを重視すると、正確さが欠けてしまうので、スピードと正確性のどちらも重要ですが、慣れることがいちばんです。すぐ攻めるケースは、例えば相手のディフェンスのラインを見て、下がっていない場合などに、クイックで攻めることになりますが、急ぎ過ぎないことだと思います。
 
タップが上手くいった例、というのはあまり思い出せないですが(笑)、上手くいかなかった方は、大学の時に何回か「ちゃんと蹴っていない」と反則を取られたことがあります。急がば回れ、です。

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