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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2014年2月25日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #137『カットパス』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 
 
「カットパス」(解説:宮本 啓希)
 
 
飛ばしパスのことです。すぐ横の人を飛ばして、その次の選手へ投げるパスです。
 
例えば10番、12番、13番、14番と並んでいたら、普通は10番から12番にパスを投げるところを、12番を飛ばして13番へ投げるパス、それをカットパスと呼びます。
 
その時々のシチュエーションを見て、カットパスを使いますが、特にスペースが大きくある場合に投げます。相手の防御が薄い部分を攻めるために投げる訳で、こちらのチャンスが広がります。その代わりに、相手にインターセプトされるというリスクも大きくなります。

 
高校生などの若年層では好んでカットパスを投げる傾向がありますが、トップリーグになると、あまり多用しません。多くても1試合でだいたい1~2回しか、使わないのではないでしょうか。トップリーグではディフェンスのプレッシャーも強いので、長いパスはインターセプトされるリスクが高まりますし、早くて直線的なパスでないとなかなか通すのは難しいですね。

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