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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2014年2月 4日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #131『グラバーキック』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 
 
「グラバーキック」(解説:竹下 祥平)
 
 
相手の背後のスペースを狙って地面にボールを転がすキックのことです。グラバーキックは落とし方によって、回転のかかり方が違ってくるのですが、ボールの先端を蹴って、縦に回転をかけるように蹴って地面に当てれば、そのまま真っ直ぐコロコロと転がっていきます。
 
蹴られたボールを追いかける立場の時は、ボールがタイミングよく跳ね上がることがありますが、跳ねそうなバウンドが何となく分かるので、そのタイミングに合わせるためにスピードを落としたりしますが、ディフェンスも追いかけてきますので、そこは駆け引きになりますね。

 
相手のディフェンスラインが上がって寄って来た時に、後ろが空いて、そういう時に狙ってチョンと蹴る訳ですが、僕はポジション的に蹴る方ではなく、そのキックを走って追いかけて受ける方です。結構不意に蹴られることが多いですが、たまに自分から要求したりすることもあります。ディフェンスの時は、自分の後ろにスペースがある時はグラバーキックか小さいパントキックを警戒して、プレーしています。

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