2014年8月 6日
プレシーズンマッチ第1戦vs東芝ブレイブルーパス戦の見どころ!
いつもサンゴリアスへの暖かいご声援ありがとうございます。
いよいよ待ちに待ったジャパンラグビートップリーグ2014-2015の開幕を2週間後に控え、今年もプレシーズンマッチの季節がやってきました。毎年恒例、同じ府中を本拠地とする長年のライバル東芝ブレイブルーパスとの府中ダービーです。お互いに手の内の知り尽くした好敵手ですが、昨シーズンはともに無冠に終わり、タイトル奪還に向けて新たにチームを作り直し、今シーズンのトップリーグに臨みます。今シーズンを占う重要な一戦は、8月8日(金)18:00キックオフ、東芝府中事業所グラウンドにて行われます。(プレシーズンマッチ第2戦は8月12日(火)17:00キックオフ、@サントリー府中スポーツセンター)
互いに現時点でのベストメンバーと言える布陣での第1戦。サンゴリアスとしては昨年、一昨年と連敗しているだけに、今年はなんとしても勝って開幕に向けて勢いを加速したいところです。
プレシーズンマッチ第1戦の登録メンバー23名が発表になりましたが、この試合の注目は今シーズンチームに新加入したFL#6ジャスティン・ダウニー。春からチームに合流しトレーニングを重ね、徐々にチームにフィット。ニコラス・ライアンのフランカーへのコンバートなどもあり、メンバー争いがますます熾烈となったフォワード第3列でプレマッチスタメンの座を掴みました。この試合でしっかりとパフォーマンスを発揮し、開幕スタメン入りに向けてアピールしたいところです。
FL#7は西川征克。神戸製鋼と対戦した日本選手権決勝でハーフウェイライン付近から50m走り切ってのトライは記憶に残っている方も多いと思いますが、それももう2シーズン前。昨シーズンは怪我などもありシーズン通しての出場時間が僅か24分に留まり、非常に悔しい思いをしましたが、その間の精神的成長もあってか、今シーズンは春からハードトレーニングを重ね再びブレイク。トップリーグの舞台への返り咲きを狙います。
スクラムハーフには#9芦田一顕が登場。ご存知の通りフーリー・デュプレアが南アフリカ代表スプリングボクスでの試合で故障し長期離脱を余儀なくされた状況の中、日本代表の日和佐篤を抑えてスタメンを獲得。世界最高峰のスクラムハーフの故障により、自覚と責任感が芽生え、夏合宿前からパフォーマンスが急上昇。サンゴリアスの9番を背負う責任をプレーで示せれば、メンバー定着も難しくはありません。フォワードのコントロールとテンポの良い球出しが、サンゴリアスのアタッキングラグビーを加速させるキーポイントです。
その芦田一顕とハーフ団を組むのがSO#10小野晃征。今春の日本代表の遠征には招集されなかったものの、春はコンディション調整に充分な時間を割きリフレッシュ。夏合宿では持ち前のゲームコントロールでサンゴリアスのアタックを上手く組み立てました。今シーズンからはバイスキャプテンを務める若き司令塔が、グラウンドどこからでも多彩な攻撃を組み立てサンゴリアスを牽引します。
開幕戦まであと2試合。真夏の暑さの残る1stステージ5連戦はまさにサバイバル。今シーズンを占う上でもこの試合は重要な一戦です。多くの皆様のご来場お待ちしております。
■2014-2015プレシーズンマッチ
第1戦 東芝ブレイブルーパスvs.サントリーサンゴリアス
2014年8月8日(金) 18:00キックオフ
東京都・東芝府中事業所グラウンド