2014年2月 7日
プレーオフトーナメント ファイナルvs.パナソニックワイルドナイツ戦の見どころ!
いつもサンゴリアスへの暖かいご声援ありがとうございます。
8月に開幕した今シーズンのトップリーグもプレーオフトーナメントファイナルの1試合を残すのみとなりました。そして、今年もファイナルの舞台に立てたことをチーム一同嬉しく思うと共に、ここまでチームの背中を大きなご声援で後押しして下さったファンの皆様には心から感謝申し上げます。今週末の試合では、パナソニックワイルドナイツに是が非でもリベンジし、ファンの皆様と共に優勝の祝杯をあげたいと思いますので、今週末もより一層のご声援を宜しくお願い致します。
今シーズン、パナソニックとの対戦は2ndステージ第3節でした。結果はご存知の通り13-42での敗戦。後半32分までトライを獲ることすら出来なかったことで分かるように、内容も含めて完敗でしたが、これを良い機会と捉えてチームの立て直しを図り、その後は先週のセミファイナルまで5連勝でこのファイナルの舞台に帰ってきました。パナソニックにはここ3年で6連勝中だったサンゴリアスですが、この敗戦で立場は完全に逆転し、我々サンゴリアスはチャレンジャーとしてパナソニックに挑みます。今シーズンのスローガン「STILL HUNGRY」を体現するためにも、チャレンジャーとしてタイトルを賭けた舞台に立てることをプラスに受け止め、クラブ全員で貪欲に勝利を掴むためにチャレンジしたいと思います。
プレーオフトーナメント ファイナルの登録メンバーが発表になりました。アタックのサントリー、ディフェンスのパナソニックという見方が大半ですが、今シーズンのパナソニックはアタックも充実しており、チームのまとまり、規律を徹底する姿勢は昨シーズンまでのパナソニックと大きく違う点です。また、ファイナルラグビーでの戦いは互いのプライドをかけた争いになります。どちらが勝利に飢えているか、どちらが本当に勝利を掴みたいのか、最後にはそういった部分が勝敗の鍵を握ることになります。サンゴリアスはチーム全員が改めてハングリーになって、持っている力を100%出さなければ優勝の2文字はありません。
ファイナルラグビーではほんの僅かな差、時には“運”で勝敗が分かれます。そういう状況の中でも、1人次元の違いを見せられるのはFL#6ジョージ・スミスです。オーストラリア代表111キャップを誇り、2年連続でトップリーグ年間最優秀選手に輝いているジョージ・スミスは、今週末の舞台でも研ぎ澄まされた嗅覚と豊富な経験を存分に活かしてチームを優勝に導いてくれることと思います。ファイナルラグビーではまたひとつレベルの上がったプレーを見せるジョージ・スミスの活躍はサンゴリアスの勝利には欠かせません。
また、個性豊かな面々が揃うサンゴリアスの主将となって2年目となるLO#5の真壁伸弥も、試合中の苦しい時間帯やリズムの良くない時間には、自身が最前線で身体を張ってチームを引っ張る姿を見せてくれると思います。チームが困った時に1プレーで空気を変えられるのが主将の役割でもあり、2年連続日本一の主将となるためにも、自分の役割は「とにかく身体を張って前に出るだけ」と語る真壁伸弥が言葉ではなく、プレーでチームを優勝に導きます。
セミファイナルで今季初先発を果たし、後半には自らの身体を活かした突進で決勝トライを決めるなど要所で期待以上の活躍を魅せたNo.8小澤直輝は2週連続でスターティングメンバーに名を連ねました。チームの若手“SOS”(Seeds of SUNGOLIATH)の代表として、春シーズンから早朝練習や、全体練習後の別メニュートレーニングをSOSの先頭に立って引っ張ってきた小澤直輝が、試合メンバーに入れなかったメンバーの想いも背負って、グラウンドで黙々とプレーします。プレーオフで誕生した新星は、自らの足で優勝までのシンデレラロードを突き進みます。そして昨シーズンのファイナルラグビーで鮮烈な印象を残したWTB#14村田大志もスタメンに返り咲き、新旧シンデレラボーイ揃っての活躍が期待されます。
2月9日は秩父宮ラグビー場での開催です。この試合に勝利すると、サンゴリアスは3年連続のトップリーグチャンピオンに輝きます。サンゴリアスの最大の目標である日本選手権との3年連続の2冠獲得に向け、絶対に落とせない試合です。クラブ一丸となって勝利を勝ち獲りに行きたいと思います。これまで以上の大声援を宜しくお願いします!
■ジャパンラグビートップリーグ2013-2014
プレーオフトーナメント ファイナル
パナソニックワイルドナイツvs.サントリーサンゴリアス
2014年2月9日(日) 14:00キックオフ
東京・秩父宮ラグビー場