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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2013年12月 5日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #115『ノットストレート』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。<br>  
 
「ノットストレート」(解説:小澤 直輝)
 
 
ノットストレートの反則は2つあります。1つはラインアウトのノットストレートです。もう1つは、最近よく目にする、スクラムでハーフがボールを入れる時のノットストレートです。去年まではほとんど無かったんですが、今年は結構とられます。ラインアウトではあまりありませんね。
 
基本的にルールとしては、両方とも、ど真ん中に投げなければいけません。両チームがコンテストが出来るように中間にボールを入れないと、ノットストレートになります。例えばラインアウトだったら、自分たちの優位な方へボールを寄せて投げてしまうということがあります。味方の真っ正面で取れるボールを投げたり、スクラムで自分のチーム側へ斜めに入れてしまったりという時に、ノットストレートの反則を取られます。

 
ラインアウトを自分が投げる時には、ジャンプした人が真上でボールを取ったら、「まずい、反則だな」と思います。手が少しでも相手側に斜めになっているような方向へ投げなければ、見え方的にも反則を取られてしまう傾向が強くなります。ジャンプも真っ直ぐ跳ぶことが大事で、例えば内に入ってしまうように跳んだら、もしボールが真ん中に入っていても、レフェリーからはノットストレートに見える場合もあります。だからジャンパーとしては真っ直ぐ跳ぶことが、大切だと思います。

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