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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2013年11月26日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #112『フリーキック』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 
 
「フリーキック」(解説:柳原 瑞樹)
 
 
スクラムで小さな反則があったり、フェアキャッチの後などにフリーキックになります。フリーキックは、チョン蹴りと言ってボールから手を離して1回足にちょこっと当てて(タップして)、そこからスタートして攻めていくフリーキックもあれば、ハイパントを上げてスタートするという形もあります。基本的にサントリーはクィックプレーで速い攻撃をするので、クイックタップ(チョン蹴り)で行くことの方が多いですね。
 
タップした時に、変に当たってしまうと、ボールを落としてしまうこともあります。もちろんそうするとノックオンを取られて相手ボールのスクラムになってしまいます。ボールを地面に置いて、ちょこっと蹴って、それを拾ってスタートするという方法もあります。フォワードがクィックタップに行く時は、そうやってプレーすることも多いです。

 
僕が1年目の時に、タップで1回ボールを手から離さなければいけないところを、しっかりボールを離さずにそのまま持った状態でちょこっと蹴って始めてしまい、反則を取られてしまいました。その時はエディー(ジョーンズ前監督)にも、すごく怒られました(笑)。その後クィックタップの練習もさせられたので、それ以来同じ失敗はしていません。

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