2013年9月19日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #094 『サンゴリアス』その3
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「サンゴリアス」(解説:真壁 伸弥)
太陽の巨人。サンゴリアスは僕の生活の完全なる軸です。ラグビーでの自分の目標もありますし、生活を潤すためには欠かせないチームでもあります。サンゴリアスは1人1人がこのチームのためにどうするかを考え、行動するチームです。
例えば試合がある時に、試合に出ないメンバーが全員でサポートして、誰ひとり座って試合開始を待つようなことはなく、何かしら出るメンバーのためにしようという行動が、試合前のアップの時から見えます。そういうところにチームの文化がありますし、こういう文化をずっと続けていけるようなチームが僕は好きです。
これを続けていくには、チームのカルチャーは出来ているので、良いところはしっかりと後輩に受け継いでいきながら、どんどん新しいことを探していくということを繰り返していけば良いんじゃないでしょうか。ラグビー界をリードしていくサンゴリアスになりたいですし、エディーさん(ジョーンズ)が監督になった時に、「日本だけじゃなくて海外にも通用するクラブをつくる、スーパー15とも試合をするようなチームになる」と言われて、ドキドキというかワクワクというか、心からラグビーを深めたいと思いました。
もっともっとラグビーをやりたいなと思いましたし、ジャパンの方が良いとエディーさんは言っていますが、今のサンゴリアスのスタイルが日本のラグビーを牽引する存在になっていると思いますので、そのチームにいる僕らがプライドを持って、日々努力していかないといけないなと思っています。
まずは去年のチームをしっかりと超えることをやっていかないといけません。超えるためには同じことをやっていてはダメです。サンゴリアスのスタッフは本当に素晴らしく、毎年工夫というか新しいことをやるメンバーが揃っているので、ついていけば良い、というイメージがあります。そこに頼るだけではなく、先輩方の良い文化を取り入れつつ、新しい文化をつくっていこうという姿勢が、サンゴリアスにはあると思います。