2013年8月13日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #083 『15番』
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「15番」(解説:有賀 剛)
15番、フルバックと一緒です。中学ラグビーは12人制で、フランカー、ロック、ウイングがそれぞれ1人しかいません。それで12番がフルバックです。僕は中学ではあまりラグビーをやっていなかったんですが、唯一出場した試合では7番、15人制での9番の役目で出ました。
15番はその後ずっと続けてきたポジションですし、いちばん好きな背番号です。クルマも15番にしちゃったぐらいなので(笑)、ナンバープレートを15番にしてしまったからには、こだわっていかなければと思っています。
15番でない時は、22番とか23番になります。それでジャパン(日本代表)では出たこともあります。そういう番号をつけている時は、やっぱりムズムズしています。正直、自分の中ではそれでも価値があり光栄なことではありますが、15番と比べると、そのユニフォームを飾っておきたいのが15番だとすると、相手チームと交換してもいいなと思ったり、お世話になった方から欲しいと言われたらあげようか、というのが22番、23番です。
逆に言うと15番というのは、それほどこだわりのある番号だということです。ラグビーをやっている以上はスターティングメンバーで出たいですから。いつもこの番号のジャージを見る度に、「やらなきゃ」「ありがとうございます」という気持ちになります。ただ野球みたいに背番号固定制だったら、15番を選ぶかどうかはわかりませんし、一桁をつけるかもしれません。その場合はしっかり「GO」と名前を入れて欲しいですね、背番号の上に。