2013年8月 1日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #080 『12番』
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「12番」(解説:ニコラス ライアン)
センタースリークォーターバックである12番にとって、コミュニケーションがいちばん大事なことだと思います。他のバックスとのリンクは、とくにサントリーのスタイルを遂行する上で重要です。主に10番と10番に近い選手みんなに向けて、声を出してコントロールします。コールはだいたい12番の役目です。
守りの時に大事なのは、1対1の時のディフェンスです。僕の相手はだいたい13番です。人数が余っているかどうか常にチェックをして、いなかったらコールして、前に出るかどうか確認します。
12番の面白さはコンタクト。コンタクトがラグビーだと思っていますから、コンタクトすることが大好きです。それと12番はたくさんボールタッチすることができます。それが良いところですね。
若い時は15番をやっていました。プロになって最初は13番。3年目ぐらいに12番になって、それからはずっと12番です。13番と12番はちょっと違って、スペースは13番の方があります。だから時間があるけれど、12番はあまり時間的余裕がありません。慣れたので、今はずっと12番をやり続けたいと思います。