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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2013年7月23日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #077 『9番』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 
 
「9番」(解説:フーリー デュプレア / 通訳:白倉綾子)
 
スクラムハーフは、最も重要なポジションです。自分がプレーしているということもありますが、局面での判断力がゲームでいちばん問われる大事なポジションです。最も多い仕事が、ラックやスクラム、ブレイクダウンなど、ボールが止まっている状態からバックスに展開していく際の、最初のパスを放る役目です。
 
今年は自分がターゲットにされることが多く、次のフェーズへ行く時に相手からハードプレッシャーを受けることが多いので、そこにレフェリーの判断なども関わってきますし、そういう意味ではちょっとフラストレーションが溜まります。ラックの横から来たり、オフサイド気味で来たり、ラックから球を出す時にも邪魔をしてくるので、それで自分たちの良いラグビー、ボールのクリーンアウトが出来なくなることもあります。

 
試合中にチームみんなの運動量が豊富で、自分の判断力とバックス、フォワードが上手く機能している時が、スクラムハーフとして楽しみを感じる時です。フェーズを重ねるごとに、良いプレーがどんどん続いていけば、自分の判断も良かったということになります。ですので、をこがスクラムハーフとしていちばん楽しい部分ですね。

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