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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2013年4月30日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #053 『アフターマッチファンクション』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 

 
「アフターマッチファンクション」(解説:真壁 伸弥)
 
ラグビーのカルチャーのひとつで、試合が終わったら敵味方関係なく、全員で同じ酒を飲んで、お互いを讃え合う場のことです。トップリーグでも試合が終わった後にひとつの会場に集まって、みんなで試合の内容を語ったり、一緒に酒を飲んで、やはりラグビー用語で「ノーサイド」という言葉がありますが、そのノーサイドを行う会のことを言います。試合中には半分殴り合いのようになるほど熱くファイトしていた選手とも、ファンクションでは「あれ、痛かったぞ」などと言いながら、ケロッとしてる事が多いですね。
 
アフターマッチファンクションでの飲食は軽めで、基本的にコミュニケーション主体の場です。ファンクションが終わってからは解散になりますが、大学の同期など相手チームの仲の良い選手などと個人的にファンクション2次会を行うこともあります。日本代表で友達も何人か出来たので、飲みに行ったりすることがたまにあります。

 
アフターマッチファンクションには必ずキャプテンの出番があって、相手を讃える言葉を言います。ひと通り話した後、最後に「スリー・チアーズ・フォー・○○○(相手チーム名)」と言って讃えます。cheer が応援や励ましという意味ですから、相手チームに対して3つの応援を行うってことだと思います。これを両チームが順に行います。
 

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