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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2013年4月11日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #048 『キャプテン』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 
 

「キャプテン」(解説:真壁 伸弥)
 
日本語で主将。キャプテンという意味がまだ私自身分かっていないので、私にとっては説明するのが非常に難しいのですが、チームの中でいちばん体を張って、いちばんハングリーに練習しなければいけないポジションだと思います。もちろん選手全員がそうなんですが、特にキャプテンはこの部分が大きいと思います。
 
キャプテンはグラウンドの上の監督と言われることもありますが、僕はラグビーの知識もまだまだですし、選手としての経験も浅く、まだ監督にはなれないです。グラウンドでいちばん気をつけていることは、1選手として当たり前のことですが、「信頼を失うようなプレーはしない」ということです。そして「常に体を張る」ということ。自分が体を張れば、周りもついてくると思います。
 
竹本さん(隼太郎/前キャプテン)の時もそうだったんですが、「竹本さんがしっかりプレーで示してやっているから、こっちもやろう」という気持ちになったので、それを心掛けています。あとは「大きい相手が来たら自分が倒す」ということを考えてやっています。
 
キャプテンになると発言する機会が多くなりますが、その機会が多くて正直困ります。何を話そうかと考えている時は、良い内容が浮かんでいるんですが、いざメンバーの前で喋ろうという時には出てこないんです。そうすると、思いついたことを喋ってまとまりがなくなって訳が分からなくなってしまったりします。どうにかしなければいけないんですが、ラグビー部では自分がいちばん下っ端だと思っているので、喋れないのかもしれません。

 
キャリアも自信もありませんし、ラグビーの知識にしても勉強中ですし、私の場合は「言う前にやれよ」ということを考えているので、喋りに関してはまったく自信がない分、プレーで示すように心掛けています。会社ではある程度喋れるんですが、サンゴリアスでとなった瞬間、まったく喋れなくなってしまうんです。まだ自信が持てないので、成長しなければいけないと思っています。

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