2013年2月26日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #035 『テーピング』
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「テーピング」(解説:中村 慎祐)
テーピングとは、怪我をした部位や痛めている部位に、いろいろな種類のテープを巻いて固定したり、動きを制限したりすることです。痛みが出るのを抑えたり、プレーに支障がないようにしてくれる、頼もしいアイテムです。伸縮するもの、完全に固定するロイコテープという硬いものなど、テープにいろいろな種類があって、トレーナーが症状によって、いろいろと変えたり組み合わせたりして巻いてくれます。
持っている力以上のものを出すというよりは、補助のためのものです。怪我をしている時には、症状がある程度よくなったりしてくるまで巻きますし、バックスの選手などは、ボールの滑り止めも兼ねて、指先に細かくテープを巻いたりしています。こういった怪我とは関係ない場合には、毎日使う選手もいるかもしれません。
僕は中学時代はバスケットボール部でしたが、バスケットは捻挫が多いので、中学の時から足首に巻いたりしていました。予防にもなりますし、もう1度同じ怪我をしないというメリットがあるので、怪我の癖があるのであれば、その場所にやっても良いのではないかと思います。基本、トレーナーの方にやってもらいますが、自分で巻くこともあって、僕も足首ぐらいだったら何回か自分で巻いたこともあります。