2013年2月22日
サンゴリアス ラグビー大辞典 #034 『ノーサイド』
サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
「ノーサイド」(解説:ピーター・ヒューワット、ジョージ・スミス、平浩二)
ヒューワット
「ノーサイド!ノーサイド?ノーサイドって何?」
スミス
「オフサイド? ショートサイド? オポジションサイド??」
ヒューワット
「何?......」
(※オーストラリアから来た2人の選手は、「ノーサイド」という言葉を初めて聞いたかのような反応。そこでそのやりとりを聞いていた平選手に解説してもらいました)
平浩二
よく「ノーサイドの精神」と言う言葉が使われますが、戦う前や試合中にはいくら敵対心があっても、試合が終われば、一緒にラグビーをしている仲間だ、というような考え方を表す言葉です。
日本だけの言葉かもしれません。海外ではわざわざ「ノーサイド精神」なんていう言葉にして言わないだけで、それを自然にやってるんじゃないでしょうか。
試合が終わればみんな敵味方関係なく、握手をして、話をしたり、敵のチームの選手と一緒に飲みに行ったりもします。ラグビー場によってはお風呂が有って、試合後にチーム関係無く一緒に入ッ足りもします。試合ではどんなにハードな戦いをしても、試合中の出来事は、終わってからの笑い話になったりします。